タイガー魔法瓶の新たな取り組み
2024年11月13日、タイガー魔法瓶株式会社は大阪市立港区の港中学校で、ラジオ大阪の協力のもと出張授業を実施しました。この授業では、「身近な水筒」をテーマに、環境問題に対する理解を深めることを目的としています。授業のメインテーマは「地球を守ろう」で、実際には生徒たちが自らラジオCMを制作するという参加型の形式で行われました。
環境を意識した出張授業
タイガー魔法瓶は、2024年度から「マイボトルでSDGsプロジェクト for School」を始動します。このプロジェクトは、子どもたちにマイボトルの使用を促進し、環境保護活動を体験させることで、持続可能な未来の担い手として育てることを狙っています。ラジオ大阪は、世間の環境意識を向上させるために「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクトに連携し、海洋ごみ問題を伝えるラジオCMの制作に取り組んでいます。
講師として登壇したのは、ラジオ大阪のアナウンサー和田麻実子さんやタイガー魔法瓶の社員たち。授業内容は、プラスチックが引き起こす地球温暖化への影響や、プラスチックごみが海洋生物に及ぼす危険性についての説明が中心でした。生徒たちは、マイボトルを持つことが自らの行動にどのように繋がるかについて真剣に考える姿勢を見せ、その意識の高さに驚かされました。
生徒たちの声
授業中、子どもたちからは「マイバッグを常に持ち歩いている」という意見や、好きなアイドルの色にちなんだマイボトルを使いたいという声が続出。特に、炭酸飲料用の真空断熱ボトルに関心を寄せる生徒もおり、生活の中で無理なく環境に配慮するアイデアがどんどん浮かび上がる様子はとても微笑ましいものでした。
CM制作で感じる環境意識
授業の後半では、班に分かれてラジオCMの制作に挑戦しました。テーマは「マイボトルを持ちましょう」「ゴミの分別の呼びかけ」「プラスチックごみを減らすために」「海の生き物たちを守る」それぞれに分かれ、シナリオを作成しました。「みなさんマイボトル持っていますか?マイボトルを使いましょう!」といった元気なフレーズが盛り込まれ、個性的な8パターンの20秒CMが完成しました。これらのCMは、2024年12月7日にラジオ大阪で放送予定です。
未来へ続く取り組み
タイガー魔法瓶の今後の活動も注目です。同社は、身近なマイボトルを通じて学校や生徒たちと共に、環境問題を考える機会を提供していきます。この活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて少しずつ貢献していく姿勢が期待されます。タイガー魔法瓶の公式サイトでは、真空断熱ボトルの「まとめ注文・名入れサービス」も展開中で、企業や団体向けのカスタマイズが可能です。興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
タイガー魔法瓶の公式サイト
この授業によって、次世代を担う子どもたちが環境に目を向け、行動を起こすきっかけとすることができますように。