住宅業界のDX化を促進する新たな連携
Cocolive株式会社(東京都千代田区)は、株式会社ダイテック(東京都品川区)との協業により、2025年2月から住宅・不動産業界向け自動追客・商談管理ツール『KASIKA』とダイテックの基幹システム『注文分譲クラウドDX』とのデータ連携を開始することを発表しました。この連携により、業務の効率化やデータの精度向上を図り、住宅業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに進めることが期待されています。
連携の背景
昨今、住宅業界は慢性的な人手不足や厳しい経営環境に直面しており、新規着工棟数の減少や労働時間規制の強化が求められています。これらの課題を受け、Cocoliveとダイテックは、業界特化型のITソリューションを通じて問題解決を図るために連携を強化しました。両社の連携によって、より多くの企業が効果的な集客及び追客管理を実現できるようになります。
連携の内容
本連携では、Cocoliveの『KASIKA』に保存されている顧客情報を、ダイテックの『注文分譲クラウドDX』システムにワンクリックで自動登録・更新できる機能が提供されます。また、顧客情報が連携されることで、『KASIKA』の画面からも同様にダイテックのシステムにスムーズにアクセスできることが可能になります。この機能により、次のような副次的な効果が期待されます:
- - 一括管理の効率化:集客から商談、契約、工事、引渡、点検保守まで、すべてのプロセスを一元的に管理することができるようになります。
- - 二重登録の防止:顧客情報をワンクリックで同期することで、同一情報の二重登録を防ぎ、業務の効率化を図ることが可能になります。
- - 入力ミスと漏れの低減:手作業によるデータ操作を減らし、情報の一貫性と入力精度の向上を実現します。
セミナー情報
このサービス連携を記念して、オンラインセミナーも開催されます。セミナーのテーマは、「集客アップと業務改善を同時に実現する最新追客術と施策」です。工務店経営者や事業責任者を対象に、業務改善の成功事例や具体的な実施アクションが紹介されます。日程は2025年2月21日(金)、14:00から15:30まで。参加は50社限定となるため、お早めの申し込みをお勧めします。
セミナーでは、次の内容についても詳しく説明されます:
1. 連携の背景と目的。
2. 資料請求顧客が来場しない理由。
3. 効率的な業務改善策。
4. 『KASIKA』と『注文分譲クラウドDX』の連携概要とデモ。
企業情報
Cocolive株式会社は、住宅・不動産業界向けのマーケティングオートメーション『KASIKA』を提供しており、過去に1,168社以上の企業と連携してきました。また、ダイテックは住宅産業向けのクラウドソリューションや情報処理サービスを手掛け、多岐にわたるITサービスの提供を行っています。両社の強力な連携により、住宅業界のさらなる発展が期待されます。