松田町とドローン
2020-09-20 16:32:12

松田町が進めるドローン活用の新たな未来と協力体制

2023年10月20日、神奈川県の松田町において、株式会社コヤワタオフィスと松田町が包括連携協定を締結しました。この協定は、ドローン技術を活用し、地域課題の解決に向けた取り組みを加速させることを目的としています。 協定の具体的な内容としては、以下の4つのポイントが挙げられます。

1. 高齢者福祉の支援: ドローンによる操縦体験を通じて、高齢者と若者の世代間交流を促進します。
2. 産業の業務効率化: 農薬散布や点検など、産業用ドローンを用いた実証実験を実施し、業務の効率化を図ります。
3. 観光資源のPR: ドローン空撮を用いて、松田町の美しい自然や地域のイベントを広くPRします。
4. 防災対策の強化: 地理的特性に基づいたドローンを活用した防災・災害対策に取り組みます。

協定締結式では、松田町の本山博幸町長が挨拶し、同町が旧土木事務所跡地を改修して開設した松田町創生推進拠点「スプラポ」が重要な役割を果たしていることを強調しました。この施設は地域創生の拠点として整備され、女性の活躍を促進することも視野に入れられています。

本山町長は、「ドローンを使った映像制作だけでなく、世代を問わず市民にドローン操縦の体験を提供し、災害時の状況確認や鳥獣被害対策にまで広げていきたい」とし、コヤワタドローンとの連携を深める意義を語りました。また、士気高く「地域の課題にドローン技術を提供することが重要であり、協定締結はスタートに過ぎない」との展望を示しました。

一方、コヤワタオフィスの大田晴啓CEOも、今回の協定に対して期待感を語りました。彼は、昨年から松田町に拠点を持ち始め、地域貢献を志しているとし、自然災害の影響を受けやすい地域でのドローン活用は特に重要であると訴えました。ドローンを利用した防災対策に取り組む他、幅広い世代に対して操縦体験を提供していくことも同社の目標の一つです。

当日は、ドローンインストラクターによる災害時の対応に関するプレゼンテーションや、最新の点検用ドローン「Matrice 300 RTK」のデモフライトが行われ、多くの参加者がドローンの魅力に触れる機会がありました。また、小型ドローンの体験会も実施され、地域の皆さんが実際にドローンを操縦する貴重な体験をすることができました。

株式会社コヤワタオフィスは、空撮や点検、農業分野でのドローン活用、及び機体販売や講習、整備事業など多岐にわたるビジネス展開を計画しています。今後も、この協定を基にして、松田町と密に連携し、地域活性化につながるさまざまな取り組みを進めていく期待が寄せられています。

会社情報

会社名
株式会社コヤワタオフィス
住所
神奈川県小田原市小八幡2-10-1
電話番号
050-3569-0465

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