新潟医療福祉大学が親子の健康づくりをサポート
昨今、健康への関心が高まっている中で、親子で健康的な生活習慣を学ぶ機会として、新潟医療福祉大学が開催した「cook & exercise 親子げんきスタジオ」は注目を集めました。このイベントは、特に小学生とその保護者を対象に、食と運動をテーマにしたプログラムを提供しました。
イベントの概要
2023年7月21日、祝日に開催されたこのイベントには、11組26名の親子が参加しました。6年ぶりの開催ということもあり、参加者たちは新しい体験を期待して集まりました。プログラムは「子ども料理教室」と「大人向けエクササイズ」に分かれており、両面から楽しく健康を学ぶ仕組みとなっています。
子ども料理教室
子どもたちは、手洗いの重要性や包丁の使い方といった料理の基礎を学んだ後、実際に「ビビンバ」「卵とわかめの中華スープ」「パイナップル入り杏仁豆腐」を作りました。この活動では、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科の学生たちが子どもたちを丁寧にサポートし、参加者全員が料理に取り組む様子が見られました。特に「保護者のために美味しいご飯を作ろう」という意欲的な姿勢が印象的でした。食後の片付けにも自ら取り組む姿を見せ、参加した子どもたちからは「また料理をしてみたい」「楽しかった」という声が聞かれました。
大人向けエクササイズ
一方、保護者の皆さんは隣接するダンススタジオにて、ストレッチやダンスエクササイズ、チアダンスなどの多様なプログラムに挑戦。日常生活に取り入れやすい運動を実践し、他の保護者との交流や情報交換も図ることができました。参加した保護者からは「肩甲骨を意識した運動が良かった」「教わった動きを自宅でも続けたい」という感想が寄せられました。
親子のつながり
さらに、料理教室とダンススタジオはガラス越しに繋がっていたため、保護者は安心して子どもたちの様子を見守ることができる環境が整えられていました。子どもたちが自分たちの目標に向かって取り組む姿を、保護者が応援する光景は、親子関係の強化に寄与していると感じられます。
新潟医療福祉大学健康スポーツ学科は、今後も地域や家庭に対して健康づくりの啓発活動を続けていく方針です。このような取り組みを通じて、健康的な生活習慣の確立に貢献し、地域の皆様とともに成長していくことを目指しています。