新しい公共交通
2026-09-09 15:47:12

宮崎県で始まる新しい公共交通事情「ねこみやバス」の実証運行

宮崎県での斬新な交通手段「ねこみやバス」の誕生



宮崎県の日向・入郷地域で、九州初となる路線バス型の公共ライドシェア「ねこみやバス」の実証運行が、2026年10月1日から開始されます。この新しい取り組みは、宮崎交通株式会社とヤマト運輸株式会社が共同で進めるもので、人と荷物を同時に運ぶシステムを導入しています。

新たな乗り物の特徴


「ねこみやバス」は、既存の宮崎交通の路線バスと同じ路線・バス停で運行されますので、事前予約なしで、利用者は自由に乗車できるのが特徴です。また、ヤマト運輸が配送する荷物は「道の駅とうごう」で積み込み、集配エリアのバス停で受け取ることができます。

運行期間は2026年10月から2027年3月までの約半年間で、以下のルートがあります:
  • - 道の駅とうごう ー 塚原 ー おし谷:1日8便、運行距離49.9キロメートル
  • - 道の駅とうごう ー 神門・浜砂橋:1日9便、運行距離30.6キロメートル
  • - 道の駅とうごう ー 池野:1日2便、運行距離5.7キロメートル

「ねこみやバス」は大型ワンボックスカーを使用し、最大4名の乗客を扱うことができます。運行予定車両は3台です。

地域課題の解決に向けて


この取り組みの背景には、日向・入郷地域における深刻な人口減少と高齢化があり、住民の日常生活で必要な移動手段を確保することが急務とされています。したがって、既存の宮崎交通の路線バスは利用者が減少し、加えて燃料価格の高騰や運転手の高齢化によって事業の継続が困難な状況に直面していました。

一方のヤマト運輸は、日向営業所から片道90分かけて荷物を集配しており、1日あたり2往復する必要があったため、サービス品質の確保と業務の効率化が大きな課題となっていました。このような環境下で、ライドシェアという新しい仕組みを導入することで、地域住民の移動手段を確保しつつ、ヤマト運輸の集配業務を効率化しようとしています。

今後の展望


この実証運行によって、利用状況や運用方法、収益性などの検証が行われます。目標は、2027年4月の本格運行に向けて持続可能で強固な地域交通スキームを構築することです。これは、地域住民の生活を支える貴重な交通手段としてだけでなく、地域経済をも根付かせる重要な一歩とも言えるでしょう。

この「ねこみやバス」は、市民にとっての新しい友となり、宮崎県の日向・入郷地域の暮らしを豊かにする役割を担うことでしょう。地域の活性化に寄与するこの取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
ヤマトホールディングス
住所
電話番号

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