夏に増える隠れ腰痛とは?
8月や9月になると、体力が疲れやすく、腰痛に悩む人が増えることがあります。この "隠れ腰痛 "は、特に夏の生活習慣の影響を受けています。冷房や暑さ、運動不足、さらには自律神経の乱れが絡み合って、これまで感じなかった鈍い腰の不快感が浮かび上がってくるのです。多くの方が原因を特定できないまま「夏の隠れ腰痛」に苦しんでいるかもしれません。
整痛院では、この現象の原因を探求し、内臓の機能低下や胸郭の動きの悪さが腰痛を引き起こすと考えています。
なぜ夏に腰痛が増えるのか
1. 自律神経の乱れと内臓機能の低下
冷房の影響で体が冷え、自律神経が不安定になると、内臓の自動運動にも影響が現れます。消化管や腎臓、肝臓の運動が不十分になることで、内臓が重く、動きにくくなります。特に夏は冷たい飲食やアルコールの摂取が増えるため、内臓への負担が増加するのです。これが結果的に腰部の深層筋に影響を及ぼし、腰のだるさや張りの原因になります。
2. 水分不足と筋膜の滑走性の低下
水分が不足すると、内臓同士や筋膜の滑りが悪化し、これが動きにくさを引き起こします。特に、腸や腎臓の可動性が低くなると、周囲の筋膜に余分な負担がかかり、これが腰の不快感として現れます。この時期はウエストの痛みを感じる人が増えるのも納得です。
3. 運動不足による胸郭の硬さ
夏は気温が高いため、外に出ることが少なくなり、運動不足が陥りがちです。その結果、呼吸が浅くなり、胸郭の可動性が低下し、横隔膜の動きも悪化します。このことは腹圧の調整を難しくし、結果的に腰に過剰な負担をかけることになります。
整痛院のアプローチ
整痛院では、腰そのものを揉むのではなく、胸郭と内臓の可動性を高めることに焦点を当てています。ここでは、セルフケアとしてすぐに実践できる胸郭の運動をいくつか紹介しましょう。
1.
肋間広げエクササイズ
肋間を伸ばすため、ストレッチをしながら体を横に倒します。足を交差させることでさらに効果的に。バランスが不安な方は、机や椅子に掴まりながら実施できます。
2.
胸郭ひねりエクササイズ
片方の腕を上にあげ、もう片方の腕を前に伸ばすことで胸郭をひねります。骨盤はひねらないようにし、あくまで胸郭を動かすことを意識してください。
3.
肩甲骨引き寄せエクササイズ
両肩甲骨を内側に寄せる運動は、猫背を改善し、腰への負担を軽減します。腕を外向きにねじりながら、寄せたまま7秒キープ。この運動を繰り返すことで効果があります。
これらのセルフケアを日常に取り入れ、少しでも腰に不調を感じたら早めに対策を取りましょう。後々の健康にもつながります。
整痛院ふっかの取り組み
整痛院ふっかでは、全国各地に展開し、腰痛に特化した整体の施術を提供しています。いまや5000人以上の施術経験を持つスタッフが揃い、一人一人に合った丁寧なカウンセリングで問題解決に取り組んでいます。また、ホームケアの重要性を理解し、日常生活に便利なセルフケアの方法を提案しています。
夏の隠れ腰痛は、普段の生活習慣が密接に関わっているため、もし腰痛やしびれの症状に悩まされている方は、ぜひ整痛院ふっかにご相談ください。長期的な健康維持にもお役に立てると思います。
詳細は公式サイトをぜひご覧ください。