AIとSNSを駆使する新時代のBtoB集客
最近、BOTANICOが自社主催のBtoBセミナーで、AIとSNSを活用した仕組み化マーケティングを取り入れ、参加企業数を劇的に増加させることに成功しました。従来の高コストな広告戦略に頼ることなく、参加企業数を0から40社以上にまで拡大したこの手法について詳しく解説します。
セミナーの背景
当初、BOTANICOのセミナーは認知度が低く、具体的な対象者を特定できていないため、参加者が0という状況でした。このようなセミナーにありがちな問題「認知不足」と「対象不明確」を解消するために、BOTANICOは集客プロセスを3つの段階に分け、その上でAIとSNSを組み合わせた新しい仕組みを設計しました。
新しい集客モデルの設計
1. ターゲットの特定
まず、AIを利用してBtoBセミナーに参加すべき企業像を定義しました。具体的には、業界、抱える課題、組織の大小、求められる成果、導入を急ぐ理由を盛り込んだ5項目でターゲットを明確化しました。この努力により、セミナーが「誰のためのものか」を一文で表現できるようになり、告知段階から関心を引くことに成功しました。
2. SNSとメールによる興味層の育成
告知の約1週間前から、SNSとメルマガを通じて「教育型コンテンツ」を発信し始めました。SNSでは関連するテーマの課題を投稿し、メルマガでは参加者に「気づき」や「実際の小さな事例」を届けることで、参加したいという関心を持たせる準備を整えました。
3. LPの構成最適化
申込率を最大化するために、ランディングページ(LP)において以下の要素を調整しました。対象者の明確化、期待される成果の具体化、過去の成功事例を掲載、講師の実績を数値で示し、申込フォームを短時間で完了できるように設定することで、離脱率を37%も改善しました。
AI×SNSの最適化
この一連のプロセスは単なる告知ではなく、AI、SNS、メルマガを組み合わせた最適化の流れによって形成されました。SNSの反応をAIで分析し、高反応のテーマをLPに反映、メールの開封率を上げるための時間帯をAIに提案させ、コピーを複数生成して最も反応の良いものを選出しました。その結果、告知からたった3日間で申込件数が倍増しました。
成果の数値化
成果は数値で示されています。参加企業数は0から40以上に増加し、告知後3日間の申込比率は全体の65%に達し、LPの離脱率は37%改善されました。これらの結果は、見込み層を育て、最適化を施すことで得られたものであり、偶然の成功ではなく再現性のある成功だと位置づけられます。
まとめ
今回の成功は、AIによるターゲットの特定やSNS・メールを駆使して興味層を育てることで成し遂げられました。申込ページの設計も重要な要素です。BOTANICOは、「営業力」ではなく「マーケティング設計」がBtoB集客の未来を決定づけると考え、今後も再現可能な仕組み型マーケティングの提供を続けていく方針です。