田苑酒造40周年記念新商品『燻香』発売
鹿児島県薩摩川内市の田苑酒造株式会社が、2025年12月に『田苑 金ラベル』の40周年を迎えるにあたり、特別な樽熟成酒『燻香』をいよいよ2025年3月17日(月)に発売します。この新作は、スモーキーな香りが特徴で、焼酎ファンのみならず、これまで焼酎を飲んだことがない方々にも新たな体験を提供します。
『燻香』開発の背景
現在、酒類市場は少子高齢化や人口減少、ライフスタイルの変化に伴い縮小傾向にあります。しかし、ウイスキーやジンなどの需要は伸びており、田苑酒造はその流れを受けて、焼酎に新たな風味の可能性を探るべく『燻香』を生み出しました。これは、スコッチウイスキーの樽で熟成した麦焼酎をごく繊細にブレンドした作品です。これにより、焼酎の奥深い味わいと新しい香りを両立させた特別な一品となっています。
こだわりの製法と成分
田苑酒造は、スコッチの聖地アイラ島から取り寄せた樽を使い、麦焼酎をじっくりと熟成させることで、独特な香味を実現しています。熟成にはクラシック音楽の振動を利用した「音楽仕込み」が施されており、これが焼酎の風味をさらに引き立てる要因となっています。
製品概要は以下の通りです:
- - 製品名:燻香(くんこう)
- - 品目:リキュール
- - 原材料名:本格麦焼酎(国内製造)、食物繊維
- - アルコール分:37度
- - 内容量:720ml
- - 発売日:2025年3月17日(月)
- - 希望小売価格:720ml・税込3,300円
- - 販売地域:全国
田苑酒造の伝統と革新
1890年に設立された田苑酒造は、常に伝統を尊重しながらも革新を追求する姿勢を持ち続けてきました。1985年には日本初の樽貯蔵麦焼酎『田苑 金ラベル』をリリースし、長期貯蔵や樽貯蔵の概念を広めました。
これまで46年連続で鹿児島県本格焼酎鑑評会で受賞しており、品質の高さは折り紙付きです。今回の『燻香』は、焼酎文化の新たな地平を切り開く試みといえるでしょう。
今後の展望
『燻香』は、エントリー層にも魅力を感じてもらえる製品として設計されており、焼酎の新たな市場を切り開く可能性を秘めています。田苑酒造はこれからも、日本の伝統を感じさせる製品を追求し、全ての人々に新たな飲酒体験を提供していくことでしょう。ぜひ、この特別な焼酎を味わってみてはいかがでしょうか。
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