FireworkとKARTEが連携
Firework Japan株式会社と株式会社プレイドが提供する統合動画ソリューション「Firework」とCXプラットフォーム「KARTE」が機能連携を開始しました。この連携は、企業が動画を用いた新しい顧客体験を提供するための重要なステップです。
提携の背景
近年、ショート動画やライブ配信は、商品の認知や購入の決断において欠かせない要素となっています。しかし、多くの企業は、動画視聴データを十分に活用できていない現状があります。Fireworkは、企業のサイトにショート動画やライブ配信を実装し、顧客が視聴したデータを収集してマーケティングに役立てることを目的としています。
連携機能の具体的内容
1. 動画行動の解析
KARTEを活用することで、企業はユーザーの動画視聴行動を解析し、セグメントを作成します。この解析情報をもとに、動画視聴ユーザーに対する購買行動の分析が可能になります。これにより、企業はより効果的なマーケティング施策を展開できるようになるのです。
2. パーソナライズ配信の実現
KARTEで実施するコミュニケーション施策にFireworkの動画を組み込むことで、個々のユーザーに合わせたパーソナライズ配信が可能となります。任意のページにKARTEタグを設置することで、ユーザーがクリックした際に動画が再生される仕組みです。これにより、ターゲットに応じたコミュニケーションが強化されます。
3. メール施策における動画の活用
KARTE Messageを利用して、Fireworkで設定した動画のGIFサムネイルをメールに掲載することも可能になります。これにより、開封率を上げつつ、視聴率の向上が期待できる施策が実施できます。
4. 顧客データの統合・分析
Fireworkの動画視聴データをKARTE Datahubに集約し、顧客データと照らし合わせて分析することも可能です。これにより、顧客の興味を引くコンテンツを提供したり、効果的なリスト配信を行うための基礎が築かれます。
企業のコメント
プレイドの高柳COOは、KARTEの個別体験とFireworkの動画ソリューションによって、顧客体験の向上が実現できることに期待を寄せています。また、Fireworkの瀧澤Country Managerも、SNSからオウンドサイトへの動画マーケティングの拡大に意義があると語っています。
Fireworkについて
Fireworkは、企業がオンラインでの顧客体験を豊かにするための統合型動画ソリューションを提供しています。ストレートなタグ設置で様々な動画コンテンツを配信し、それに伴うデータ解析を行うことで企業のマーケティング活動を支援します。
KARTEについて
KARTEは、ウェブサイトやアプリを利用する顧客の行動をリアルタイムで解析し、一人ひとりに最適化した体験を提供するCXプラットフォームです。高い拡張性を備えたこのプラットフォームは、企業がマーケティングにおいてデータを迅速に活用することを可能にします。
結論
FireworkとKARTEの連携により、動画マーケティングは新たなフェーズに進化しました。企業は、顧客体験を向上させるというニーズに対し、より効果的でデータに基づいたアプローチを取ることができるようになります。今後の展開が非常に楽しみです。