丹後王国ブルワリー、ホップ育成型クラフトビールの新サブスク開始

丹後王国ブルワリーの新たなサブスクリプションサービス

株式会社丹後王国ブルワリー（京都府京丹後市）が、11月1日から新しくスタートさせるのは、ホップ育成型のクラフトビールサブスクリプションサービス『TANGO KINGDOM Beer® LOVERS』です。この新サービスは、会員が育てた新鮮なホップを使用して、特別に製造されたクラフトビールを楽しむことができるというユニークな取り組みです。

地域特産品の魅力を引き出す

丹後王国ブルワリーは、地域商社としての役割も担い、地元の農産物や加工品の販路開拓を推進してきました。今回のサブスクリプションサービスも、地元の特産品を活かした新たなビジネスモデルの一環として位置付けられています。さらに、地域に密着した事業を通じて丹後地域の産業の活性化を目指す姿勢が、地域の魅力を再発見するきっかけとなるでしょう。

サービス内容の詳細

この『TANGO KINGDOM Beer® LOVERS』では、会員が育てるホップ苗を郵送し、自ら栽培したホップを収穫後に返送する仕組みとなっています。収穫されたホップは、クラフトビールの製造に利用され、会員だけのお楽しみの限定ビールとしてお届けします。これにより、ただ飲むだけでなく、育成から収穫、ビール造りまでの体験ができるのが大きな魅力です。

限定特典と料金プラン

会員には以下の特典が用意されています。
1. 自分のホップを使った限定ビールの提供
2. 年間18本の「TANGO KINGDOM Beer®」が無料で送られ、ECサイトではその他の特産品を優待価格で販売
3. ビール工房の見学と製造体験を通じて、実際のビール作りを体感できます。

月額プランは入会費が4,950円、毎月の料金が1,650円となっており、年額プランは23,650円ですが、2年目以降は19,800円となります。このコストパフォーマンスに対して、得られる体験は十分すぎるものと言えるでしょう。

地域とのつながりを深める

丹後王国ブルワリーの代表取締役である中川正樹氏は、地域とのつながりの重要性を強調しています。「地域の特産品を使ったクラフトビール作りを通して、丹後地域の魅力を伝え、地域への愛着を深めてもらいたい」との思いを持ちながら、事業を推進しています。この取り組みを通じて、地域の魅力をより多くの人々に知ってもらえる機会となることでしょう。