草場一壽 虹龍展
2023-11-17 11:00:03

草場一壽 陶彩画新作展「虹龍と宝珠」東京開催!虹色に輝く龍の芸術を堪能

草場一壽 陶彩画新作展「虹龍と宝珠」東京で輝く龍の世界



佐賀県出身の陶彩画家、草場一壽氏の個展「草場一壽 2023年 陶彩画新作展東京『〜Rainbow Dragon & Dragon Ball〜虹龍と宝珠』」が、2023年12月10日(日)から17日(日)まで、東京・BANK GALLERYにて開催されました。

本展では、2024年の干支である辰年にちなんで、龍をモチーフにした新作を中心に、これまでに草場氏が描き続けてきた作品が多数展示されました。特に注目を集めたのは、30年以上の歳月をかけ、ついに完成したという虹色に輝く龍の2作品、『富士に虹龍~希望の地へ~』と『虹龍~宝珠を得たり~』です。

虹色に輝く龍の神秘



虹色の龍は、有田焼の伝統技法を駆使した草場氏独自の技法「陶彩画」によって描かれています。陶彩画は、絵付けと窯入れを十回以上繰り返すことで、他の絵画にはない立体感と艶感を実現した、まさに奇跡の輝きを持つ絵画です。

『虹龍~宝珠を得たり~』では、世界中の美しい空を凝縮したような色彩の中で、龍が如意宝珠を軽やかに浮かべる様子が描かれています。一方、『富士に虹龍~希望の地へ~』では、霊峰富士を背景に、堂々とした風格で舞う龍の姿が表現されています。

これらの作品の魅力は、何と言ってもその虹色の輝きです。微細な構造によって光が反射・屈折することで生まれる、見る角度によって変化する色彩は、まさに息を呑むほどの美しさです。まるで希望の光に包まれるような、神秘的な体験ができるでしょう。

生命の輝きを表現した「龍聖母」



この他に、秋に完成したばかりの新作『龍聖母』も初公開されました。ニュージーランドの先住民であるワイタハ族の龍族に伝わる子守歌からインスピレーションを得て制作されたこの作品は、母なる龍が生命を優しく包み込む様子を表現しています。草場氏は、龍を「大いなるエネルギーの流れ」「万物のいのちの源」と捉えており、本作品は、そのテーマを体現した力作と言えるでしょう。

花音シリーズとその他の作品



草場一壽工房のイメージキャラクターともいえる子供菩薩「花音」と虹色の龍が描かれた『夢』『大好き』『目覚め』の3作品も展示されました。子供らしい無邪気さと、美しい龍の色彩変化が魅力の作品です。

その他にも、神話シリーズや菩薩シリーズなど、草場氏の多様な作品世界を堪能できる内容となっています。

作家からのメッセージ



草場氏は、自身の作品に込めた思いを以下のように語っています。「虹の龍に託すのは、希望、憧れ、生きることの実感です。あなた自身が光となること。光を放って生きること。それが『虹龍』と『宝珠』のテーマです。」

陶彩画の技法



草場氏の作品は、有田焼の伝統技法を土台としながらも、独自の技法である陶彩画によって生み出されています。水と油を混ぜ合わせるように、陶器の板に緻密な絵付けを施し、何度も窯入れを繰り返すことで、独特の立体感と艶感を実現しています。その輝きは、まさに奇跡と呼ぶにふさわしいものです。

関連グッズも充実



会場では、陶彩画の世界観を楽しめるグッズも多数販売されました。新作『虹龍~宝珠を得たり~』をモチーフにしたブランケットをはじめ、ステッカー、ポストカード、2024年カレンダーなど、様々なアイテムが用意されていました。

まとめ



草場一壽氏の陶彩画新作展は、来年の辰年にふさわしい、希望と活気に満ちた展覧会となりました。虹色に輝く龍の圧倒的な存在感、そして生命の輝きを表現した作品の数々は、見る者の心を深く揺さぶるでしょう。この機会に、ぜひ草場一壽氏の芸術世界をご堪能ください。

会社情報

会社名
有限会社草場一壽工房
住所
佐賀県武雄市山内大字鳥海10088番地2
電話番号
0954-45-3450

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