新しい漁業の形「瀬戸内牡蠣トークン(SKT)」
2023年10月4日、株式会社フィナンシェが運営する新しい漁業プロジェクト「瀬戸内牡蠣トークン(SKT)」のコミュニティがついに公開されました。このプロジェクトは、YouTube登録者数が20万人、総再生回数が8,500万回を超える漁師YouTuberまさと(渡邉将人)を中心に据えています。この試みは、漁業のアップデートを目指すもので、持続可能な漁業と地域の繁栄を実現しようとしています。
瀬戸内牡蠣トークンの背景
現代の漁業は多くの課題に直面しています。漁獲量が減少している背景には、環境問題や漁師の厳しい労働条件があります。「瀬戸内の魚を楽しんでほしい」「次世代に漁師の生き方を残したい」との情熱から生まれたこのプロジェクト。2023年からは牡蠣養殖にも取り組み始め、採用したバスケット方式の養殖方法は環境負荷が少ないとされています。
牡蠣養殖の可能性
伝統的な養殖方法との違いを実感できるこのバスケット方式では、海中の環境を保護しつつ、安定した収入を生むことが期待されています。この新たなアプローチにより、働き手が安定して仕事を得ることができ、地域経済にも良い影響を及ぼします。すでにYouTubeを通じた情報発信やクラウドファンディングでの成功も収めており、800万円の支援を受けた実績があります。
コミュニティを利用した新たな試み
「瀬戸内牡蠣トークン(SKT)」では、トークンと地域コミュニティを活用して、牡蠣のブランド化を図ります。トークンホルダーは、このコミュニティを通じてより身近な距離で漁業の未来を見守ることができ、持続可能な漁業の実現に参加できます。この新しい形の取り組みは、漁業界における革新の始まりといえるでしょう。
キャンペーンの実施
今回のコミュニティ公開にあたり、トークンを獲得できるキャンペーンがFiNANCiEプラットフォームおよび関連イベントで実施されます。参加するには無料のスマホアプリ「FiNANCiE」のダウンロードが必要です。このアプリでコミュニティトークン(CT)を取得し、新しい漁業の一翼を担うことができます。今後も様々なイベントが予定されていますので、ぜひ楽しみにしてください。
持続可能な未来への期待
代表の渡邉将人は「100年後、私たちの子どもたちが魚を楽しめる世界を残したい」と語ります。長期的な視点で見たとき、現代の漁業環境は深刻です。私たちが普段享受している魚食文化が次世代に引き継がれるためには、労働環境の改善とともに、新しい漁業方法を取り入れることが不可欠です。このプロジェクトを通じて、地元の生計を支えるだけではなく、次世代の漁師を育て、海の環境を守り、未来の食文化を築く手助けを目指します。
企業情報
株式会社Oystart
- - 代表取締役:渡邉 将人
- - 設立日:2024年1月16日
- - 所在地:愛媛県今治市吉海町仁江2180
フィナンシェについて
- - 代表者:國光 宏尚
- - 設立:2019年1月
- - 所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー15F
詳細情報
この新たな試み「瀬戸内牡蠣トークン(SKT)」が、持続可能な漁業の未来をともに築いていくことが期待されています。