Salesforceが新たなAIエージェント基盤「Agentforce 360」を日本で提供
株式会社セールスフォース・ジャパンは、AIと人間のエージェントが連携するための基盤「Agentforce 360」の日本市場への導入を発表しました。この新しい技術は、日本企業がエージェンティック エンタープライズへ移行し、業務効率を高めるための重要なツールとなることを目指しています。
エージンティック エンタープライズとは何か?
エージンティック エンタープライズは、人工知能(AI)エージェントと人間が協働することで、人の可能性を広げる新しい労働形態を指します。これにより、データに基づいた意思決定を行い、顧客との対話を通じて一貫した体験を提供できるようになります。Salesforceはこれまでの1年間に、4回の重大なリリースを経て、数千のお客様に「Agentforce」を導入することで、この変革を加速させてきました。
Agentforce 360の主要機能
新たに提供される「Agentforce 360」には、以下の4つの主要機能があります。
1.
Agentforce 360 Platform: エンタープライズ向けのAIエージェント基盤で、会話型ビルダーやハイブリッド推論を利用可能。
2.
Data 360: 信頼性の高いデータレイヤーで、AIエージェントに必要なコンテキストを自動で提供します。
3.
Customer 360アプリ: 各企業のビジネスロジックをエージェントで具現化し、顧客サポートや営業を強化します。
4.
Slackインテグレーション: AIエージェントと人が連携するためのインターフェースを提供し、リアルタイムでナレッジを結びつけます。
エンタープライズ全体での活用事例
日本では、業界や規模を問わず多くの企業がこの新しいAIエージェント技術を活用しています。例えば、LINEヤフーや三菱UFJ銀行が「Agentforce」を導入し、顧客サポートの向上や業務の効率化を図っています。また、地方の中小企業でもこのシステムを導入し、経営課題の解決に努めています。
未来への展望
Salesforceは、今後もAIエージェントの機能やサービスを迅速に日本市場に提供し、企業がエージェンティック エンタープライズへとスムーズに移行できるよう支援する方針です。具体的には、2024年2月に新たな製品統括本部が設立され、継続的なイノベーションを推進していく予定です。
このように、Salesforceの「Agentforce 360」は、AIと人間が共に働く未来を実現するための重要なステップと言えるでしょう。企業はこれを活用することで、より効率的な業務プロセスを確立し、顧客との良好な関係を築くことが期待されます。