マリンオープンイノベーションプロジェクト成果発表会の詳細
静岡県において、海洋資源の活用を土台としたマリンオープンイノベーションプロジェクト(MaOI)が進行中です。このプロジェクトは、地域の様々な海洋産業を振興させ、環境保全を図ることを目的とした取り組みです。そして、これに伴う成果発表会が令和7年12月8日(月)に、静岡市にあるグランシップ11階会議ホール「風」で開催されます。
基調講演
この発表会では、慶應義塾大学理工学部の高橋英俊准教授がマアジのへい死メカニズムに関する研究成果を発表します。具体的には、沼津市の内浦湾にて行われた生け簀周辺の環境モニタリングの結果や、溶存酸素濃度、流速の変化に焦点を当てた内容が紹介されます。これにより、マアジの養殖業者が直面している問題に光を当てることが期待されています。
事業事例の紹介
発表会の後半では、県内の企業による実践的な事業事例が紹介される予定です。例えば、磐田化学工業による新たなメタン発酵技術を用いた環境配慮型廃棄物処理システムの開発や、海洋微生物を活用した成果が披露されます。さらに、ウミゴーによる釣り場チェックインシステムの実証、および山精水産のユニークな「桜えびチップス」の開発事例も注目されています。
ポスター展示のコーナー
出席者はポスター展示を通じて、様々な企業や研究機関の取り組みも見ることができます。たとえば、ドローン技術を利用した新たな採水システムの開発や、静岡県産の魚類を用いた疾患制御に関する研究が行われています。
参加方法と日程
参加は無料で、どなたでも気軽に申し込むことが可能です。ただし、定員は会場100名とオンライン参加者全員となっており、申し込みの締切が近づいていますので、興味のある方はぜひこの機会を逃さずにお申し込みください。
- - 日時: 令和7年12月8日(月)14:00~17:00(開場:13:30)
- - 会場: グランシップ11階会議ホール「風」
(静岡市駿河区東静岡2-3-1)
- - 参加費: 無料
- - 申込期限: 令和7年12月3日(水)
その詳細や申し込みに関する情報は、
こちらのリンクからご覧いただけます。
主催者情報
このイベントは静岡県と一般財団法人マリンオープンイノベーション機構によって主催されます。海洋産業への関心を持つ方々にとって、この機会は新たな知見を得る絶好の場となることでしょう。興味のある方は、是非ともご参加ください。