イオンが展開する「フードドライブ」が全国で拡大
イオンは、2024年10月4日(金)から14日(月・祝)までの11日間、全国の約2000店舗においてフードドライブを実施します。これは「食品ロス削減月間」に合わせた取り組みで、16社が連携し、消費者に家庭からの食品ロス削減を呼びかけます。
フードドライブとは
フードドライブとは、余った食品を集めて、必要とする人々に届ける活動です。イオンは2017年からこのプログラムを進めており、全国にある1,100店舗以上で定期的に行われています。この活動の目的は、食べきれない食品を地域のフードバンクや子ども食堂に提供することです。
環境目標と食品ロス削減
イオンは、企業の環境目標の一環として、食品廃棄物の削減にも力を入れています。2030年までに事業系の食品廃棄物を2015年度比で半減させることを目指しており、家庭からの食品ロス削減も同時に進めています。今回のフードドライブの拡大は、このような取り組みを一般の方々に広めるための重要な施策です。
実施エリアと参加店舗
今回のフードドライブは北海道から九州まで、全国のエリアにおいて展開されます。実施店舗として、イオン北海道、イオン東北、イオンリテール、ダイエーなど、多数のグループ企業が参加しており、地域ごとに実施店舗数は異なります。
- - 北海道: 106店舗
- - 東北: 177店舗
- - 関東: 309店舗
- - 中部: 389店舗
- - 近畿: 365店舗
- - 中国・四国: 418店舗
- - 九州: 297店舗
特に関東、中部、中国・四国エリアでは数多くの店舗が参加しており、多くの人々に周知されることが期待されています。
対象食品
フードドライブに提供できる食品は以下の条件を満たす必要があります。
- - 未開封であること
- - 賞味期限が2025年1月1日以降であること
- - 常温保存が可能で、冷蔵または冷凍が不要であること
- - 製造者または販売者が明記されていること
- - 成分表示またはアレルギー表示があること
- - アルコール類ではない(みりん、料理酒を除く)
これにより、必要とされる方々にしっかりとした食品を提供することができます。
地域との連携
イオンは、地域の方々とも協力しながらこの取り組みを進めることを目指しています。地域で活動するフードバンクや子ども食堂などと、より強い連携を図ることで、食品ロスを削減し、同時に地域の助け合いの仕組みを強化することが可能です。また、この活動を通じて、お客様自身が食品ロスについて考えるきっかけになることも願っています。
終わりに
今回のフードドライブは、イオンが食品ロス削減に向けて力を入れている一環であり、全国的に影響力を持つ取り組みとしての継続が期待されています。地域の人々、日本全体がこの活動に参加し、より良い社会を作り上げるきっかけとなることを願っています。