寒暖差が育んだ津金のりんごを使った冬限定ジェラート発売

津金のりんごを使った冬限定のジェラート、「津金の乙女」

2025年10月、KEIPE株式会社が運営するnouto工場直売所において、山梨県北杜市津金産のりんごを使用した新しいジェラート「津金の乙女」が販売が始まりました。このジェラートは、八ヶ岳南麓の特異な栽培環境で育った津金のりんごを活かした、冬季限定の商品です。

津金のりんごの魅力

津金地域は標高約800メートルに位置し、日中と夜間の寒暖差が大きく、八ヶ岳の火山灰を含む豊かな土壌があります。このため、津金のりんごは非常に美味しく、地域外でもそのクオリティが高く評価されています。特に、この地域のりんごの特徴として、蜜が詰まったシャキシャキとした食感が挙げられます。

今回は規格外品を直接地元の農家から取り入れ、持続可能な形で商品化しました。ジェラートの販売は2026年1月末までの間限定で、nouto工場直売所でのみ購入可能ということです。

地元農家の挑戦

今回の商品に使用される津金のりんごは、Gon's Farm（ゴンズファーム）から仕入れられています。Gon's Farmの下郡浩さんは、東京都から山梨県北杜市に移住し、津金のりんごの美味しさに魅了され、農家として新たな道を歩むことを決意しました。彼は、「私たちが愛情込めて育てたりんごを余すことなく活用し、新たな価値を提供できることが何より嬉しい」と語ります。彼の取り組みは、地域の魅力を再発見し、持続可能な農業につながる重要な一歩と言えるでしょう。

nouto工場直売所の社会的役割

nouto工場直売所は、農作物を余すことなく活かそうという理念のもと、規格外品や小さいフルーツも活用して製品を販売しています。こちらの店舗では、ジェラートだけでなく、ドライフルーツや干し芋といった商品も手に入れることができます。新宿からのアクセスも良好で、石和温泉駅から徒歩わずか3分の距離に位置しています。

商品情報

「津金の乙女」の販売期間は、2025年10月から2026年1月31日までですが、販売状況によっては早まる可能性もあります。価格はシングル450円、ダブル550円、キッズサイズは100円（小学6年生まで）と、お手頃な設定になっています。

まとめ

この冬、ぜひ津金のりんごを使用したジェラート「津金の乙女」を味わってみてはいかがでしょうか。地域の農家が育てた新鮮なりんごを利用し、環境にも配慮した商品づくりが行われています。おいしいだけでなく、地域の暮らしを支える美味しさを是非お楽しみください。

【アクセス情報】
nouto工場直売所
住所：山梨県笛吹市石和町駅前5-5
駐車場：9台分（近くにコインパーキングもあり）
アクセス：新宿から特急あずさ・かいじで約90分で石和温泉駅に到着し、3分ほどで到着します。