キャスター、建設業向けBPOサービスを2024年8月より提供開始
「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げる株式会社キャスターは、建設DXを推進する株式会社MetaMoJiと業務提携し、2024年8月より「eYACHO」を活用した施工管理業務の一部を代行する「eYACHO BPOサービス」の提供を開始します。
「eYACHO BPOサービス」提供の背景
建設業界は、2024年問題と呼ばれる労働力不足の深刻化に直面しており、労働環境の改善に向けたDX推進が急務となっています。しかし、人手不足やITスキル不足を抱える企業にとって、単なるツールの導入だけでは、煩雑な業務を解消することは困難です。
MetaMoJiが提供する「eYACHO」は、図面や資料のペーパーレス化、リアルタイム共有機能、現場での日報作成機能などを備え、施工管理の生産性を大幅に向上させています。2024年5月には、ゼネコンでの利用シェアがNo.1となり、その高い評価が証明されています。
一方、キャスターは、2014年から導入企業数No.1のリモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを運営しており、BPO領域で培ってきた10年の経験とノウハウは、4,700社以上の企業の業務効率化に貢献してきました。近年は、SaaSベンダーとの連携強化を図り、人材提供型のBPOサービスと組み合わせたBPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)という枠組みでのサービス提供を加速しています。
今回のMetaMoJiとの協業により、建設業界向けにBPaaSを提供することで、2024年問題の解決の一助となることを目指しています。具体的には、施工管理支援アプリを活用したプロセスの効率化に加え、書類作成の事前準備、情報収集、協力会社へのツール導入など、時間外労働の要因となる煩雑な作業の軽減を目指します。
「eYACHO BPOサービス」概要
第一弾として、以下の業務に対応いたします。
施工体制台帳/施工体制図作成
作業員名簿作成
協力会社安全衛生計画書作成
工事安全衛生計画書作成
* 配筋検査台帳元帳作成
膨大な時間がかかっていた書類作成の一部を「eYACHO BPOサービス」にアウトソースすることで、施工管理業務の効率化と精度向上を支援いたします。
「eYACHO」について
MetaMoJiは、大林組と共同でデジタル野帳「eYACHO」を開発し、2015年8月より提供を開始しました。「eYACHO」は、建設現場での様々なシーンで利用されている野帳(レベルブック)のデジタル版です。従来の野帳の手軽さを維持しながら、図面や資料のペーパーレス化、リアルタイム共有機能、電子化された日報作成機能などを備え、建設現場の生産性向上に貢献しています。
株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiは、企業向け、教育機関向け、個人向けアプリケーションの開発・販売を行う企業です。現場作業に適したタブレット端末の機動性を活かし、遠隔地にいるメンバーが同一の資料をリアルタイムに閲覧・編集できる共同作業環境を提供しています。また、創業以来研究開発を続けているAI技術をアプリケーションに組み込むことで、場所と時間を超えた協働を支え、働き方改革や職場の安全、高品質な製品づくりに貢献する技術の開発に取り組んでいます。
キャスターについて
キャスターは、2014年9月に「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、フルリモートワーク体制で運営を行っています。導入企業数No.1のリモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズをはじめとした人材事業を運営し、4,700社以上の企業にサービスを提供しています。労働人口が減少する社会において、従来の労働に関する「労働バイアス」を解除していくことが、キャスターの使命です。
協業に関するお問い合わせ
キャスターは、今後も様々な業界や分野において、さらなる価値を提供するためのアライアンスに積極的に取り組んでいます。協業にご興味のある方は、こちらのフォームへお問い合わせください。