株式会社COMPASSは、小中学校向けの探究学習プログラムを無償提供することを発表しました。このプログラムは、タカラトミーアーツとの連携により、特に社会科を通じて日本の特色や文化を深く学ぶことができる内容となっています。COMPASSは、学習eポータル「キュビナ」を通じて、子どもたちに個別最適な学びを支援しており、探究学習はその中心的な部分であると位置付けています。
探究学習プログラムの概要
今回提供されるプログラムの名前は、「社会科で学ぶガチャを通じて日本の特色や文化を考える探究プログラム」です。このプログラムでは、社会科での学びを基に、日本の地理、歴史、文化などをテーマにしたガチャ商品のアイデアを考えることが求められます。推奨される学年は、小学校4年生から中学校3年生まで対象で、無償で提供されます。申込期間は2025年11月13日から2026年2月28日です。
プログラムの目的
このプログラムは、子どもたちに思考力や表現力を育むことを目的としています。具体的には、ガチャを用いて日本の特色や文化を発見し、その理解を深めることが求められます。また、商品企画に必要な情報分析や整理の手法を学ぶことで、実社会における思考・判断力や人間性を涵養することが目的です。
「探究に必要な力」とは、通常の授業ではなかなか得られない実践的な経験を通じて考えさせることを狙っています。子どもたちは、自らの学びを進めながら、教科学習とのつながりを感じ、興味を深めることができるでしょう。
申し込み方法
利用を希望する教師の方は、COMPASSの公式ウェブサイトからプログラムの詳細を確認し、申し込みを行うことができます。申し込みは無償で行え、全国の小中学校の先生方からの申し込みを歓迎しています。
企業の紹介
株式会社COMPASSは、AI型教材「キュビナ」を開発し、全国の教育機関に提供している企業です。教育分野において、さまざまな企業と連携し、探究的な学びを実現するための新たな教育体験を創造しています。また、株式会社タカラトミーアーツは、玩具やカプセルトイの企画・製造を手掛ける企業で、そのノウハウを活かした楽しい学びを提供しています。
このような連携により、未来を担う子どもたちに最良の教育環境を提供し、彼らの未知なる可能性を開花させるための取り組みを強化していくCOMPASSの姿勢には期待が寄せられています。
COMPASSは今後も引き続き、教育の質を向上させるために尽力し、子どもたちに「未来を創る力」を育む新たな学びの体験を提供することを目指します。