日本の重要な食文化の一つ、ビール。近年、その多様性はより広がりを見せ、新たな地元の魅力として注目を集めています。この度、青森県つがる市に新たに設立された津軽醸造合同会社は、地元産小麦を使用した新しいクラフトビールシリーズ「つがるの恵み」の販売を開始します。
津軽醸造の設立は2025年7月で、創業者のクリス・ヘインジ氏と塩越遼太氏は、クラフトビールに関するダイナミックなビジョンを持っています。二人はクラフトビールの製造に15年以上の経験を有しており、これまでに積み重ねた知識を地元の素材で活かすことに情熱を注いでいます。特に、地元の小麦を使用することで、地域経済の振興や持続可能性の向上を狙っています。
新シリーズ「つがるの恵み」には2つのスタイルが用意されています。「つがるの恵み ヴァイツェン」は、ドイツ発の小麦ビールとして知られており、フルーティーな香りとほんのりスパイシーな味わいが特徴です。青森県つがる市産の小麦を14%使用し、特にビールが苦手な方にも楽しんでいただけるよう、飲みやすい一本に仕上げられています。そして、このビールのスタイルがクリスと遼太のクラフトビールへの旅立ちのきっかけであったことを思い出させます。
もう一つのスタイル、「つがるの恵み ウィット」は、ベルギースタイルのビールで、精麦していない小麦をふんだんに使った、クリーミーで滑らかな口当たりが特長です。基本的に使われるスパイスを避け、酵母の優れた扱いによって独自の味わいを引き出しています。これらのビールは、お客様に新しい飲みごたえを提供することを目指しています。
さらに、津軽醸造は、地元で製造された新鮮なビールを楽しめるタップルームを再開します。2026年7月18日から、毎月第3土曜日の15時から21時に営業を開始し、自社のビールを醸造所で楽しむことができる機会が増えます。タップルームでは、おつまみの持ち込みが自由なため、お客様は自分のお気に入りを持ってきて、ビールとのペアリングを楽しむことができます。また、天気の良い日には焚き火をしながら、仲間とともにビールを楽しむこともできます。
津軽醸造は、地元の生産者と共に歩みながら、持続可能なビール作りを続け、青森県内での取引先の拡大を目指しています。現在は20件の取引先を抱えていますが、今後は100件を目指す考えです。地域の素材を活かし、青森らしいビール文化を確立することが、津軽醸造の理想です。
時代とともに変化するビールの世界において、地元の小麦を使ったクオリティの高いビールを提供することで、津軽醸造は地域に貢献し、新たなビールの楽しみ方を提供していきます。青森県つがる市の新しい魅力が、多くの人々に愛されることを願っています。