長谷工ライブネットの不動産投資調査詳細
株式会社長谷工ライブネットが2026年6月に実施した「不動産投資に関する調査」は、同社がこのテーマで行った第7回目の調査にあたります。本調査では、アセットマネジメント会社やオーナーなど、52社からの回答をもとに不動産市場の動向を把握することが目的とされています。
市場の市況感について
この調査の結果、参加者からの不動産投資市場に対する市況感は前年と比較して変化が見られました。「とても良い」との回答が減少し、「どちらともいえない」といった消极的な意見が増加したことが特徴です。この背景には、中東情勢の影響があるとされ、全体の約7割が「影響が生じている」または「一部で影響が生じている」と回答しました。
影響を受ける分野
特に、建設コストの上昇や工事の遅延に関する懸念が大きく、一例として「大規模修繕工事など既築物件の建築コスト上昇」が挙げられています。新築工事のコスト上昇も事業会社からの深刻な問題として浮上しています。これに対処するため、多くの企業が「変化なし」とのスタンスを維持しているものの、賃料上昇をどう吸収するかが今後の重要な課題です。
不動産投資への意欲
住宅系不動産への投資意欲についても調査され、「変わらない」との回答が増加しています。また、首都圏、大阪市、名古屋市、福岡市では、契約更新時の賃料増額の実施率と増額率が上昇しているとの結果が出ました。これにより、賃料収入の向上が期待できる住宅系不動産投資市場が引き続き好調であることがわかります。
競争力の重要性
一方で、取得価格の上昇は事業化の見極めを難しくする要因となっています。これにより、賃料の上昇が期待できるエリアを選定し、競争力のある商品の企画がますます重要となることが指摘されています。
長谷工ライブネットの取り組み
長谷工ライブネットはこの調査を基に、アセットマネジメント会社やオーナーへの提案力を強化し、資産運用や商品企画のレベルをさらに高めていく方針です。また、中国の経済回復やインフレなどの要因を受け、市場を取り巻く状況は複雑化しているため、企業は柔軟に対応していく必要があります。
調査の具体的な内容は、以下の概要で確認できるようになっています:
- - 調査期間:2026年6月1日~6月22日
- - 回答社数:52社
- - 調査方法:WEB方式
- - 企業のアセットカテゴリー:リート21%、私募リート23%、ファンド42%、事業会社31%
長谷工ライブネットは、今後も市場データや入居者データを基に、様々なステークホルダーのニーズに応えるサービスを提供していく意向を示しています。具体的なサービスについては、公式サイトを通じて情報を収集することが可能です。
会社概要
長谷工ライブネットは、東京都港区を拠点に不動産賃貸借の管理受託およびコンサルタント業務を行っています。
長谷工が8年連続で全国1位を維持していることからも、その信頼性と実績の高さが際立っています。今後も不動産市場のトレンドに敏感に反応し、多様なニーズに応えるサービスの提供が期待されます。