熱海の学べる美術館
2020-12-14 12:10:20

日本初の学びの場!熱海に「学べる美術館」がオープン

熱海に新たに誕生する「学べる美術館」



2020年12月18日、静岡県熱海市に日本初の「学べる美術館」が登場します。この施設は東京藝術大学の元副学長である保科豊巳名誉教授が館長を務め、芸術教育の新たなプラットフォームとして注目されています。本館では、芸術を学ぶことができる2つの講座を2021年4月から開講し、グローバルなアーティストの育成を目指します。

学ぶ美術館のコンセプトとは?



この美術館の最大の特徴は、「学ぶ」ことに特化した施設である点です。講座は、芸術を本格的に学びたいと考える人々を対象とした無償の「グローバルアーティスト育成講座」と、一般向けの有償「芸術教養実技講座」の2種類が用意されています。これにより、学生は専門的な知識と技術を習得し、国際的な舞台で活躍できるよう支援を受けることができます。

プロフェッショナルコースの無償化の背景



山口文化財団の創業者である山口伸廣氏は、「本格的なアーティストを育てたい」という理念のもと、このプロフェッショナルコースの無償化を実現しました。受講生は審査を経て選ばれた後、本格的な授業を受ける事ができます。将来的には、受講生が海外で作家デビューできるようなサポートも用意されており、受講生の可能性を広げる努力がなされています。

館内の特別展示スペース



美術館の展示スペースには、1階と2階を合わせて9つのテーマ別の小部屋が整備されています。各部屋には西洋画、日本画だけでなく、陶芸や彫刻など多様な芸術作品が収められ、訪れる人々に新たな発見をもたらします。また、「見る」だけではなく、「つくる」や「感じる」を重視した体験型のプログラムも用意され、訪れる人々に深い芸術体験を提供します。

開館式のご案内



開館式は、2020年12月18日14:00-15:00に行われます。特別ゲストとして元東京藝術大学学長の宮田亮平氏や熱海市長の齊藤栄氏などが参加し、華々しい幕開けとなるでしょう。式に参加希望のメディア関係者の方々も受け付けており、質疑応答や館内見学の時間も設けられる予定です。

山口文化財団について



山口文化財団は、アートオリンピアと呼ばれる世界規模のアートイベントを開催し、多くのアーティストを支援する活動を行っています。約100カ国からの応募があり、国際的なアーティストの発掘と育成に貢献しています。

安全対策について



新型コロナウイルス感染症対策にも配慮し、館内ではマスク着用や手指消毒、充分な換気が行われる予定です。

この新しい「学べる美術館」は、芸術教育の新しい拠点として期待されており、今後多くの人々に芸術の楽しさを届けることでしょう。

会社情報

会社名
山口文化財団
住所
埼玉県さいたま市大宮区宮町4-101
電話番号
048-650-5544

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