中部テレコミュニケーションの新たな取り組み: パートナーシップ構築宣言
中部テレコミュニケーション株式会社(以下、ctc)は、新たな「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。この取り組みは、企業間の取引において透明性と公平性を高め、サプライチェーン全体での共存共栄を目指すものです。
パートナーシップ構築宣言とは?
この宣言は、企業の大小を問わず、発注者としての取引方針を明確に示すものです。2020年5月18日に開催された経済界・労働界の代表者や関係閣僚が集まった第1回「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」からその枠組みが導入され、ctcもその流れに乗る形で宣言を行いました。
ctcが掲げる具体的な内容は、以下の二点です:
1. サプライチェーン全体の共存共栄を図りつつ、取引の効率化を目指す
2. 下請企業との適切な取引慣行の遵守
これにより、ctcはEDI(電子データ交換)の推進や契約手続きの効率化を図ることが期待されています。
パートナーシップ構築宣言の背景
ctcは、「サステナビリティ経営方針」を基に、社会の持続的成長を図りつつ自身の企業価値向上に向けて様々な施策を講じています。自社と取引先との持続的な成長を促すため、パートナーシップ構築宣言の策定に至りました。この宣言の導入により、取引の透明性や公平性を一層強化し、より多くの価値を生み出すことができます。
ctcの取り組みと社会的責任
ctcはKDDIグループの一員として、持続可能な責任ある調達方針に従い、調達活動を実施してきました。この宣言が加わることで、今後はさらに透明性の高い取引を行い、お取引先さまとの良好な関係を築いていく考えです。
ctcの企業概要
中部テレコミュニケーション株式会社は名古屋に本社を置き、高速・高品質な光インターネットサービス「コミュファ光」を提供しています。また、顧客の生活の質を向上させるためのサービスを展開し、企業向けには光ファイバーネットワークやデータセンター、さらにeスポーツ事業にも進出しています。これらのサービスは、社会全体のデジタル化を促進する一助となっています。
最後に
ctcの「パートナーシップ構築宣言」は、単なる企業の取り組みにとどまらず、社会全体の持続可能な成長を意識した重要なステップとなります。今後もその動向に注目し、取引先との共存共栄を実現するための具体的な行動に期待が寄せられています。