カーボン・オフセット試合
2025-06-16 14:32:27

阪神甲子園球場で開催されるカーボン・オフセット試合の詳細

阪神甲子園球場でのカーボン・オフセット試合



今年の夏、阪神甲子園球場で開催される阪神タイガース主催の試合で、環境への配慮が新たな形で表現されます。コトブキシーティング株式会社と日本GXグループ株式会社が中心となり、計9試合において排出されるCO2をオフセットする試みが行われます。この企画は「KOSHIEN“eco”Challenge」という名の元、持続可能な社会の実現を目指しています。

CO2オフセットの取り組み



阪神甲子園球場では、試合中に約200トンのCO2が排出されると見込まれています。これを受けて、コトブキシーティング社と日本GXグループが協力し、J-クレジット制度を通じてCO2排出量をオフセットします。具体的には、エコ活動を活性化させるために、試合中の空調や売店での活動に伴うガスや水道の消費、廃棄物の処理から生じるCO2をカーボンクレジットで埋め合わせることになります。

この試みは今年で5回目となり、毎年多くのファンが参加しています。また、普段からエコ活動に参加しているファンが環境保護により一層意識を向けるきっかけともなります。

環境への配慮と今後の計画



阪神甲子園球場は「電気使用における実質再エネ100%」を達成していますが、試合の際はガスや水道の使用、さらには廃棄物処理によるCO2排出が避けられません。このため、試合ごとにカーボン・オフセットが重要な役割を果たします。

さらには、試合の期間中、近本光司選手がカーボン・オフセットのPR大使として登場し、観客に環境問題への意識を高める活動を行います。球場内や電車の自動放送での情報発信を通じて、多くのファンがこの取り組みに参加できるように呼びかけています。

コトブキシーティングと日本GXグループの想い



コトブキシーティングは、創業110年の歴史があり、あらゆる施設で高品質なイス作りを行っています。その活動は、リデュース(削減)、リユース(再利用)、リサイクル(再生可能資源の活用)を基盤にしています。同社は、エコ活動を進めるため、環境配慮材料を積極的に採用し、持続可能な製品を提供しています。

一方、日本GXグループは、持続可能な未来を実現すべく、法人向けのカーボンクレジット取引所「JCX」や個人向けの「JCX Mobile」を運営しています。このプラットフォームを通して、脱炭素活動への参加を促し、多くの人々が環境意識を高めるきっかけを提供しています。

今回の試合について



具体的には、7月の3日間にわたって、特定の試合が選ばれています。ファンには、エコ活動へのさらなる支援をお願いし、阪神甲子園球場を「環境にやさしい球場」にするため、一緒に取り組みます。試合終了後には、参加したファンからのフィードバックを集め、今後のエコ活動に活かしていく予定です。

このカーボン・オフセット試合を通じて、環境問題に対する意識をさらに高め、地球温暖化防止に貢献できるよう、皆さんと共に楽しみながら取り組んでいきます。ぜひこの試合に参加し、一緒に環境を守る活動に参加しましょう!


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阪神電気鉄道株式会社
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