日本語教育支援のチャリティーライブ『グランデ アブラッソ』
2025年5月31日、音楽を通じて支援の輪を広げるチャリティーライブ『グランデ アブラッソ』が開催されます。このイベントは、外国にルーツを持つ子どもたちが日本語を学ぶ手助けをするために行われます。
イベントの目的
「グランデ アブラッソ」は、ポルトガル語で「大きなハグ」を意味します。この言葉に込められた思いは、子どもたちに愛情を持って温かく支えるということです。現在日本には約5万8000人の外国ルーツの子どもたちが存在し、多くが日本語を学ぶための支援が必要とされています。彼らにとって、日本語は学習や生活の質を左右する重要な要素となりますが、支援の状況は地域によって異なり、中には日本語を話せずに授業を受ける子どももいます。
音楽で広がる支援の輪
当日は、2つのバンドによるパフォーマンスが行われます。1つ目は、在日ブラジル人コミュニティの子どもたちに音楽を通じて異文化交流を促進する「Música sem Fronteiras」。彼らはブラジル音楽だけでなく、クラシックや国際的なポップスも取り入れた多様なレパートリーを披露します。
2つ目は、「マチーダ楽団」。東京都町田市を拠点にするこの楽団は、プロとアマチュアの混成グループで、パーカッションを基盤とした魅力的な演奏を展開します。
入場無料と寄付のお願い
このチャリティーライブへの入場は無料ですが、外国ルーツの子どもたちへの日本語学習支援のための寄付を受け付けています。参加者には寄付を希望する方は、申込フォームにて「寄付あり」とご選択いただけるようご案内しています。集まった寄付金は、全額が光JSみらいの奨学金制度「みらいっこプロジェクト」に投入されます。このプロジェクトは、質の高い日本語授業を提供するためのもので、経済的に困難な状況にある子どもたちを支援します。
個人会員募集中
さらに、光JSみらいでは個人会員を随時募集しています。外国ルーツの子どもたちの未来を応援する活動に参加したい方は、公式サイトから詳細な情報をご覧いただけます。
詳細・申込は
こちらをクリック。
音楽でつながるこの特別な瞬間に、是非皆さんのご参加をお待ちしています。