エア・カンボジアが日本初就航！成田からプノンペンへ新たな空の便を開設

エア・カンボジア、日本市場に新たな風を吹き込む

エア・カンボジアが2025年10月26日から、日本とカンボジアを直接結ぶ新しい定期便を開設します。これにより、成田から福州を経由し、プノンペンへと向かう週3便の便が登場。乗り換えの必要がない同一機材を使用した快適な旅を提供し、日本からカンボジアへのアクセスが大幅に向上します。

日本とカンボジアの架け橋に

この新路線は日本とカンボジアの交流を深める重要な一歩と言えるでしょう。特にカンボジアは世界遺産であるアンコールワットをはじめとする歴史的な文化財が魅力で、観光面でも注目されています。また、急成長を続けるカンボジア経済に伴い、ビジネス需要も急増中です。

エア・カンボジア東京支店長であるケビン・リー氏は、「日本市場への初就航を実現できることを大変嬉しく思います」とコメントし、観光やビジネスの機会が広がることを期待しています。

快適な空の旅を提供

新路線にはA320型機が使用され、ビジネスクラス8席、エコノミークラス162席を用意しています。フライト中にはカンボジアの特産料理が楽しめ、ビジネスクラスでは焼きスズキや黒胡椒ステーキ、中華料理と洋食が融合した多彩なメニューが提供されます。さらに、成田と福州を発着する便では、地元の特産品を取り入れたメニューも楽しめます。

このフライトは約8時間で目的地に到着するため、観光客にとってもビジネスパーソンにとっても利便性は抜群。カンボジアの魅力を存分に味わいながら、快適な空の旅を楽しむことができます。

さらなるネットワーク拡大を目指して

エア・カンボジアは2026年3月にも大阪（関西）～福州経由～プノンペン線を新たに開設予定で、今後も日本とカンボジアを結ぶ航空網の拡充を目指しています。同社は、「観光・ビジネスの可能性を広げる挑戦を続けていきます」と宣言しています。

エア・カンボジアの歴史と信頼性

エア・カンボジアは1956年に設立され、約70年の歴史を持つカンボジアのナショナルフラッグキャリアです。商業運航だけでなく、王室や首相のVIPフライトも手掛け、国際基準に基づく運航品質を誇っています。国際的なコードシェアによって欧州やオーストラリアへのアクセスも実現しており、観光客にとっての便利な選択肢を提供しています。

エア・カンボジアは、持続可能な成長と新しい路線の開発を追求し、2032年までに33機体制を目指すなど、急成長を続けています。細部へのこだわりを持ちつつ、地域密着のサービスを展開する同社は、カンボジアの文化と伝統を次世代に継承する役割も担っています。

今後のエア・カンボジアの動向から目が離せません。