株式会社LogProstyle(NYSE American: LGPS)は、2025年7月28日にオーストラリアのInmark Global Pty Ltdと合弁会社「株式会社Inmark LogProstyle」を設立する株主間契約を結んだことを発表しました。
この新たな合弁会社は、両社の持ち分割合が51%(LogProstyle)と49%(Inmark)となることに合意しており、東京都内を中心に不動産開発事業を展開します。
LogProstyleの代表取締役兼執行役員社長である野澤泰之氏は、合弁会社設立に際して「Inmarkとの協力により、東京都内での不動産取得を積極的に進め、当社の不動産開発事業を一層拡大したい」と述べ、今後のビジョンを語りました。
合弁会社Inmark LogProstyleは、日本国内におけるマルチファミリー不動産プロジェクトへの投資や開発、運営に力を入れており、これにより新たなビジネスの成長が期待されています。
しかし、将来の見通しに関してはリスクや不確実性が存在するとし、適切な不動産資産を確保できるかや、市場の動向、規制の変化などが影響を及ぼす可能性があると警告しています。
LogProstyleは、多様な事業を展開している日本企業であり、不動産開発のみならず、ホテルやレストランの経営なども行っています。「redefine lifestyle」のスローガンの下、革新的で持続可能なライフスタイルを提供していくことを目指しています。また、LogProstyleは日本未上場企業として初めて、ADRを通さずにNYSE Americanに上場しました。
Inmarkは2006年に設立されたオーストラリア・シドニーに本社を構える独立系の不動産ファンド・アセットマネジメント会社です。オーストラリア、韓国、欧州、米国、アジア各国での不動産取引を含め、過去には約37億米ドルの投資・運用実績を有しています。その運営は、持続的な価値創出を目的とした規律ある投資判断と戦略的な資本配分に基づいています。
合弁会社の設立は、日本の不動産市場に新たな影響をもたらす可能性がありますが、市場の変動や規制の変化に柔軟に対応するための戦略が求められます。LogProstyleとInmarkのパートナーシップは、新しいビジネスチャンスを見出し、不動産業界において他社との差別化を図る侍られます。
今後、どのような展開が待ち受けているのか、注目が集まります。