紅しだれコンサート
2018-03-01 13:00:57

平安神宮で贅沢な春を楽しむ紅しだれコンサートの魅力

京都の春を彩る貴重なイベント「平安神宮紅しだれコンサート」が、今年で30周年を迎えます。このコンサートは、平安神宮の神秘的な空間で行われ、来場者には300本の美しい紅しだれ桜が華やかにライトアップされる中、素晴らしい音楽の数々が楽しめます。

開催日には、美しい夜空の下、特別にライトアップされた東神苑・南神苑の散策が可能で、音楽を聴きながら桜の幻想的なシルエットを眺められるという贅沢な体験が待っています。特に、東神苑や貴賓館をステージにした演奏は、訪れる人々の心をつかんで離しません。

出演者には、美しいバイオリン演奏で知られる宮本笑里や、日本の伝統音楽の第一人者である雅楽師・東儀秀樹、さらには人間国宝の流れを受ける尺八の藤原道山、アコースティックギターデュオのDEPAPEPEといった豪華なラインナップが揃っています。これらのアーティストは、それぞれ独自のスタイルで、和や洋の楽器を織り交ぜた美しいメロディを奏で、参加者に忘れられないひとときを提供するでしょう。

このコンサートは1989年から毎年開催されており、平安遷都1200年記念事業の一環として、平安神宮の美しい神苑を舞台に行われています。例年、開演の2時間前から多くの人々が訪れ、1,000人以上の列ができるほどの人気を誇ります。

春の訪れを祝うこのイベントは、桜が満開を迎える時期にあたるため、まさにお花見シーズンのハイライトとなります。参加者はゆったりと音楽を楽しみながら、平安神宮の持つ歴史的な美しさとその空気を感じることができるのです。

また、コンサートには客席が設けられていないため、観客は自由に神苑を散策しながら演奏を楽しむことができます。そのため、場の雰囲気や桜の美しさに包まれながら、音楽に身を委ねる特別な時間が過ごすことができます。

今年のコンサートは、記念すべき30年目ということで、特に豪華な演出が計画されており、訪れるすべての人にとって印象深いイベントとなることでしょう。ジョイントパフォーマンスによる感動的な瞬間や、名曲の数々に耳を傾けながら、夜桜と音楽の共演に癒されることをお約束します。

平安神宮での紅しだれコンサートは、ただの音楽イベントではなく、歴史や文化が息づく京都ならではの春の風物詩。この特別な体験を通じて、皆さまの心に残る美しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか?素晴らしいアーティストのパフォーマンスと共に、平安神宮の美しさを全身で感じ、心に刻むことができる特別な機会です。

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