防災備蓄サービスが八重洲ダイビルで始動
株式会社Laspyは、ダイビル株式会社と連携し、新たな防災備蓄サービス『あんしんストック for 八重洲ダイビル』を開始しました。このサービスは、東京都千代田区に拠点を置くLaspyが提供するもので、東京駅前の中心地域にある八重洲ダイビルの入居テナントを対象としています。
サービス開始の背景
首都直下地震やその他の大規模災害に備えることは、企業にとって喫緊の課題です。東京都は「帰宅困難者対策条例」を制定し、企業に3日分の飲料水や食料の備蓄を求めています。しかし、多くの企業は備蓄品の管理や保管場所の確保が大きな負担となっているのが現状です。そこで、八重洲ダイビルに備蓄専用倉庫を設け、テナント向けに便利な管理サービスを提供することとなりました。
『あんしんストック for 八重洲ダイビル』の特徴
このサービスでは、テナント企業が抱える防災備蓄の管理を完全にアウトソーシングします。具体的には、必要な備蓄品の準備、定期的な入替、棚卸、期限管理といった業務をLaspyが代行し、負担を軽減します。
スペースの有効活用
従来は備蓄品に使われていたオフィススペースが不要となり、企業は会議室や執務スペースなど、生産性を高めるために利用可能な空間に変えることができます。これにより、業務効率が向上し、より良い働き方を促進します。
安否確認サービス
災害発生時における迅速な初動を支援するため、気象庁の災害情報と連動した安否確認サービスも提供します。これにより、勤務先の安全状況を迅速に把握し、事業の早期復旧に寄与します。
厳重な保管体制
備蓄品はビル内の専用の保管庫に厳重に管理され、テナントごとに割り当てられたスマートロック付きの専用かご台車で守られています。これにより、災害時にもスムーズな受け渡しが可能です。
未来への取り組み
Laspyは、このサービスを通じて八重洲エリアの企業に更なる安心感を与え、業務継続計画(BCP)をサポートしてまいります。ダイビルとの提携を強化することで、テナントのニーズに応じた価値あるサービスを継続的に展開し、安全な社会インフラの構築に貢献していきます。
会社概要
代表者: 丸山 卓
所在地: 大阪府大阪市北区
設立: 1923年
URL:
daibiru.co.jp
代表者: 薮原 拓人
所在地: 東京都千代田区
設立: 2021年
URL:
laspy.net
このように、Laspyとダイビルの共同プロジェクトにより、企業の防災対策が大きく前進することが期待されています。