全国の出版社と書店が集う本の祭典
福岡PARCOで、2024年10月25日から11月10日までの17日間、「BOOK MEETS FUKUOKA ~本のもりのなかへ。~」が開催されます。このイベントは、「福岡を本の街に」という理念のもと、「ブックオカ」とブックスキューブリックの共同企画によって実現しました。
こだわりの本が勢揃い
約30社の全国の中小出版社と、地元の独立系書店7店舗が集まり、様々なジャンルの本が展示されます。新刊から古本、美術書、ZINEなど、あなたの新たな読書体験を後押ししてくれる本たちがそろっています。特に、ブックスキューブリックやナツメ書店、本灯社などのブースでは、個性的な本選びが楽しめるでしょう。
激オシ本のコーナー
本の愛好家たちから推薦を受けた「激オシ本」のコーナーも必見です。直木賞受賞作家の角田光代さんや、大御所作家、中島京子さん、歌人の松村由利子さんなどが選んだ一冊も展示されます。福岡のローカル有名人からの推薦によるユニークなセレクションが揃っているため、訪れる価値は十分です。
作家・くどうれいんのトークイベント
特に注目したいのは、作家のくどうれいんさんによる約70分間のトークイベントです。11月2日(土)には、彼女の作品についての話や制作裏話を聞ける貴重な機会が設けられています。参加は事前申し込みが必要ですが、直接話を聞ける機会はファンには見逃せないでしょう。
出張「のきさき古本市」
さらに、「のきさき古本市」の出張版も行われます。毎日異なる古本店主が出店し、訪れる人々に見逃せない大切な本との出会いを提供します。これまでのブックオカイベントで新鮮な発見を楽しんできたファンにとって、毎日の入れ替えが楽しみです。
ミニ絵本カーニバル
また、九州大学や京都芸術大学での教授経験を持つ目黒実氏が主導するミニ絵本カーニバルも登場します。今回は宮沢賢治をテーマにした様々な絵本が取り揃えられていますので、世代を超えた魅力ある絵本に触れることができるでしょう。
本にまつわる名言しおり
イベントでは、日高あゆみさんが手掛けた本をテーマにした名言入りの栞も配布されます。福岡市内の書店やPARCO館内などでの配布予定です。
本と出会う特別な17日間をお楽しみに。何度でも訪れたくなるような魅力あふれるこのイベントから、たくさんの本との新しい出会いが待っています!