ファーストパートナーズ、新たな戦略へ
株式会社ファーストパートナーズは、2024年10月より志村暢彦氏がチーフ・ストラテジストに就任することを発表しました。志村氏は、1997年から金融業界での豊富な経験を持ち、全国信用金庫連合会やニッセイアセットマネジメントなどで、幅広い役割を担当してきました。
特に、グローバル株式のアクティブファンドにおけるポートフォリオマネージャーとしての実績は著名で、リスク管理やアナリスト業務にも精通しています。マレーシアでは、投資家や金融機関向けの資産運用サービスを提供し、投資銀行や政府機関、ヘッジファンドとも連携してきました。最近では、米スタンフォード大学のアジア太平洋研究所に客員研究員として在籍し、資産形成に関する研究を行っています。
新たな投資戦略の確立
ファーストパートナーズにおいて、志村氏はチーフ・ストラテジストとしての役割を通じ、長期的かつ安定した資産形成をサポートする戦略の策定に関与します。特に低リスクでミドルリターンを目指す絶対収益型の運用に重きを置く方針です。これにより、投資家は安心して資産形成に取り組むことができると期待されています。
志村氏は、投資環境に高いアンテナを張り、新しい枠組みやAI時代の『新』常識を活用することが重要だと訴えています。また、日本の投資環境はアメリカに比べて遅れている面もありますが、その分大きな成長の可能性を秘めているとも強調しました。
ファーストパートナーズの成長戦略
ファーストパートナーズは、「金融のベストパートナーと新しい未来へ」というコーポレートメッセージを掲げており、顧客のライフステージに応じた最適な提案を続けています。代表取締役の中尾剛氏は志村氏の加入によって、リサーチ部門をはじめとするサービスの幅が広がることを期待しており、顧客への情報提供や資産運用のコンサルティングに力を入れる方針です。
特に志村氏は資産運用のストラテジストとして、様々なメディアに出演予定であり、その情報発信は投資家に向けた価値ある情報となるでしょう。10月と11月にはテレ東や日経CNBCなどでの番組出演が予定されており、彼の専門的な見解を直接聞くチャンスが増えます。
まとめ
志村暢彦氏のチーフ・ストラテジスト就任は、ファーストパートナーズにとって、投資家向けのサービス向上に繋がる重要な一歩です。彼の幅広い経験と知識を活かした新たな投資戦略は、顧客にとって魅力的な選択肢となるでしょう。ファーストパートナーズが今後どのように成長していくのか、引き続き注目が集まります。