日本の労働力不足を解決に導く「ULURU BUSINESS CONTEST」開催

労働力不足問題に挑む「ULURU BUSINESS CONTEST」開催

日本社会における労働力不足は、少子高齢化の影響で深刻な問題となっています。株式会社うるるが主催する第2回「ULURU BUSINESS CONTEST」（以下、うるるビジコン）が遂に開催されることが決定しました。このコンテストは、労働力不足の解決を目指し、ユニークなビジネスアイデアを広く募るための機会です。エントリー締切は2025年6月5日で、選考を経てグランプリが7月25日に発表される予定です。

労働力不足の実態とその影響

日本は2025年までに約1,600万人の労働力が失われ、約69兆円の経済損失が予測されています。このような危機的状況に対抗するため、うるるは「埋蔵労働力資産」という新しい概念を2015年に提唱しました。この概念は、働く意思があるにもかかわらず労働市場に参加できない人々、いわゆる埋もれている労働力を可視化し、その活用を促進することを目的としています。

うるるビジコンの概要

今回のコンテストでは、従来のテーマに加え、「埋蔵労働力資産」の創出・活用を進める新たなビジネスプランを求めています。最優秀賞には昨年同様、賞金100万円が用意されており、参加者は自身のアイデアを通じて社会課題に挑む機会を得ることができます。また、ビジネスプランの対象は多岐にわたり、医療・介護・飲食・物流など幅広い業界が含まれています。

受付・選考の流れ

- エントリー期間：2025年5月22日から6月5日まで
- 書類選考期間：2025年6月6日から11日
- 面談選考：2025年6月12日から26日

書類選考を通過した参加者は面談へ進み、最終的にピッチ審査で順位が決定します。これにより、参加者は自らのアイデアを直接伝える機会を得るとともに、審査を通じて成長できるチャンスが広がります。

前回の成果

第1回のうるるビジコンで最優秀賞を受賞したのは、『外国籍社員の雇用管理DXサービスの開発』を提案したいろはな株式会社です。この企業は、外国籍社員の新たな課題に対処するためのビジネスモデルを考案し、優れた市場のニーズを満たすことに成功しました。受賞後、うるるからの出資も決まり、ビジネスの成長が期待されています。

うるるのビジョン

株式会社うるるの取締役である近藤浩計氏は、少子高齢化の進行に伴って、「埋蔵労働力資産」の創造と活用が future「重要になる」と述べています。うるるはこれまでの経験を生かし、労働力不足という社会課題に対し、持続的に貢献していく意志を明らかにしました。コンテストを通じて、革新的なアイデアを持つ参加者との出会いを楽しみにしています。