ヘラルボニーが東急電鉄と協力しアートラッピング電車を運行開始

ヘラルボニーと東急電鉄、アートラッピング電車を誕生

株式会社ヘラルボニーは、東急電鉄株式会社とのコラボレーションにおいて、特別なアートラッピング電車の運行開始を発表しました。このプロジェクトは、両社の理念が見事に融合したもので、社会に美しさと彩りをもたらすことを目指しています。

プロジェクトの背景

「人へ、街へ、未来へ。」というスローガンを掲げる東急電鉄と、「異彩を、放て。」を信条とするヘラルボニーは、共に障害に対するイメージ変容と福祉を起点にした新たな文化を創出することを目指しています。お互いの理念に基づき、多様性を象徴するアートを公共空間に展開し、より全ての人がアクセスできる社会をつくりたいという思いがこのコラボレーションを生み出しました。

アートラッピング電車の概要

運行されるアートラッピング電車の名称は「人へ、街へ、未来へ。」彩りを描く特別な電車です。この特別な電車は、2025年11月4日から東横線に、そして11月25日から田園都市線にてそれぞれ運行が開始されます。この電車に乗ることで、日常の中でアートを感じられる新しい体験が待っています。

アーティストについて

アートを担当するのは、宮城県出身の中島敏也氏です。電車や乗り物が好きな中島氏は、実際に東急線の沿線の街を訪れ、人々や風景を独自のスタイルで描きました。作品は全14点あり、すべて「東急電鉄と風景」というテーマで制作されています。中島氏の描く世界観は、見る人に新たな感動を与えることでしょう。

例年の新たな試み

ヘラルボニーが東急電鉄と手を組んだ今回のプロジェクトは、アートを通じた新しい公共価値の創造を目指しています。両社は、公共交通機関を通じて街や人生に彩りを与える機会を創出し、居住者が新たな視点を得ることを促進する狙いがあります。

公式ウェブサイトでは、プロジェクトに係る詳細情報やアートの展示も行なっています。さらに、アートラッピング電車のコンセプトムービーも公開されており、視覚的にその魅力を感じることができます。