高校生起業家体験プログラム 2024 in キッザニア甲子園
2024年7月31日、兵庫県のキッザニア甲子園にて、注目のビジネスプラン作成のワークショップ『高校生起業家体験プログラム2024』が開催されます。このイベントは、日本政策金融公庫と、こどもたちに職業や社会体験を提供する施設「キッザニア」の運営を行うKCJ GROUPが共催し、2022年から実施されています。今年は3つの高校生グループと1つの小中学生グループが参加し、共に新たなビジネスプランに挑戦します。
目的と内容
本イベントの目的は、若い世代にアントレプレナーシップの重要性を教えることです。参加者はグループに分かれ、与えられたテーマに基づいてビジネスプランを考案します。その成果を、キッザニア甲子園内の劇場で発表するという構成です。
このプログラムを通じて、参加者はこの場所の施設見学を行い、社会でのビジネスに対する理解を深めながら、実際に自分たちが起業したいビジネスプランを作成します。また、その過程で課題を見つけ出し、解決策を模索することで論理的思考力を育むことが期待されています。
発表と評価
最終的な発表会では、参加者たちが用意したビジネスプランを、審査委員たちの前で発表します。審査員には、キッザニア甲子園のこども議会に所属する子ども議員たちや、高校生の就活支援を行う会社代表の吉田優子氏が参加。実際の起業家の視点からフィードバックを受けることで、参加者たちは新たな視野を得ることを目的としています。
吉田優子氏の紹介
吉田優子氏は愛知県出身で、上智大学を卒業後、楽天にて多くの経験を積みました。彼女は特に10代がキャリアデザインを学ぶ機会の重要性を感じ、退職後に高校内での就職指導に注力。自らの会社『アッテミー』を設立し、高校生向けインターンシップ、求人エントリーをつなぐサービスを運営しています。
日本政策金融公庫とKCJ GROUPの思い
日本公庫とKCJ GROUPは、このイベントを通じて、未来の担い手である高校生が社会課題を見つけ、それに対する持続可能な解決策を提案できる力を育むことに貢献したいと考えています。高校生たちの起業家精神が育まれ、次回の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」への参加を促すことを大いに期待しています。
キッザニアについて
キッザニアは現実の街を縮小した環境で、こどもたちがさまざまな職業を体験できる施設です。『学び』と『楽しさ』を融合させたエデュテインメントとして、多くの子どもたちに愛されています。参加者たちは自分の好きな仕事を探しつつ、将来のキャリアを考えるきっかけを得ることができるのです。
このように、ビジネスに挑戦する貴重な経験が多くの若者にとってかけがえのないものとなるでしょう。