国連ユースボランティア20周年記念シンポジウム
関西学院大学では、11月30日(土)に国連ユースボランティア(UNYV)の20周年を記念したシンポジウムが開催されます。場所は西宮上ケ原キャンパスの大学図書館ホールで、国連ボランティア計画(UNV)、明治大学、明治学院大学、立教大学と連携して行われます。
このシンポジウムでは、これまでの20年間の活動を振り返るとともに、現在派遣されている学生による報告や、卒業生が参加するパネルディスカッションが行われる予定です。その中で、学生たちが国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に基づいてどのような活動を行っているのかが紹介されます。
国連ユースボランティアとは
国連ユースボランティアは、アジアの大学としては初めて、世界的には3番目に関西学院大学が国連ボランティア計画との協定に基づいて実施しているプログラムです。2004年から学生を開発途上国へ派遣し、2013年に名称が「国連ユースボランティア」に変更されました。現在までに約200名の学生がさまざまな国で活動を行っています。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、関西学院大学国連ユースボランティア派遣日本訓練センターの村田俊一センター長や国連ボランティア計画の櫻井亜沙子専門官が、これまでの20年の歩みと国連ユースボランティアと大学との関係の変遷について語ります。さらに、派遣中の学生たちの活動報告もあり、彼らが実際にどのような環境で取り組んでいるのかを知る貴重な機会です。
参加予定の学生には、関西学院大学の尾久雅也さん(東ティモール)、明治大学の下山田新菜さん(タイ)、明治学院大学の谷川哲平さん(ベトナム)などがいます。彼らは現地での活動について発表し、その後、SDGsをテーマにオンラインでディスカッションを行います。
また、卒業生によるパネルディスカッションも予定されています。ここでは、国連ユースボランティアの経験を持つゲストスピーカーが、それぞれのキャリアパスについて語り合います。社会起業家支援を行う呉原郁香氏や、特任研究員として教育に携わる大倉由莉氏の意見も聞ける貴重な時間です。
これらの内容は、国連ユースボランティアの活動を通じて多くの学生がどのように成長し、社会に貢献しているのかを知る手助けとなるでしょう。
参加申し込みについて
シンポジウムは大学生、中高生、保護者、教育関係者などを対象とし、事前申し込みが必要です。興味のある方は、指定のURLまたはQRコードからお申し込みください。定員に達し次第、締め切りとなりますので、早めの申し込みをお勧めいたします。
日付や場所、内容についての詳細は、以下のリンクを参照してください。
国連ユースボランティア詳細
申し込みフォーム
関西学院大学の取り組みや国連ユースボランティアプログラムについて、ぜひ多くの方々に知っていただきたいと思います。