VungleがSDK V5を発表、新テンプレート追加で広告体験を革新
Vungle SDK 5.0がもたらす広告革命
サンフランシスコに本社を置くVungleは、最新のアプリ内動画広告プラットフォームを提供する企業として知られています。この度、同社はSDK V5.0を発表しました。新しく導入されたこのSDKは、広告主やアプリパブリッシャーに向けて、よりダイナミックでユニークな広告体験を実現します。
新たな広告体験の提供
Vungle SDK 5.0には、広告配信の幅を広げる複数のプレースメント機能が追加され、合計で15種類のテンプレートが使用可能になります。これにより、パブリッシャーはアプリ内のさまざまな場所で広告を効果的に配信し、ユーザーに合わせたカスタマイズが可能になります。SDKの導入で、広告効果の向上が期待されているのです。
Vungleの製品部長、マーティン・プライス氏は「このSDKはゲームの世界を変える」と太鼓判を押します。彼によれば、これによってパブリッシャーはコンテンツに適した広告体験を提供でき、その結果としてコンバージョン率や収益の向上につながるとのことです。
10個の新しいダイナミックテンプレート
新しいSDK V5.0に追加された10種類のダイナミックテンプレートにより、企業は広告クリエイティブを多彩に選ぶことができるため、モバイルマーケティングが一層進化することでしょう。実際、既存のダイナミックテンプレートによる広告が、特定のアプリのコンバージョン率を30%向上させた実績もあるのです。例えば、Playrixの「Township」では最大58%、Nexon Mの「DomiNations」では82%ものコンバージョン率向上が見られました。
広告主とパブリッシャーの新たなチャンス
VungleのCEO、ゼイン・ジャファー氏は、新しいテンプレートが広告主とパブリッシャー双方に新たなマネタイゼーション機会を提供すると語ります。魅力的な広告テンプレートを通じて、広告主はユーザー体験を向上させ、逆にパブリッシャーは収益を増大させることが可能となります。この「ウィンウィン」の関係性により、両者が互いにメリットを享受し、広告業界全体が活性化するでしょう。
Vungleの成長と展望
Vungleは最近、年間収益が3億ドルに達したことを発表。この数字は、同社がアドテクノロジー業界の中でも限られた地位を占める証拠となります。また、SDKの普及状況も好調で、前年比125%の増加を見せ、現在では4万以上のモバイルアプリで活用されています。
これらの要素を反映し、Vungleはマーケターにとって必須の存在となりつつあります。最新の「モバイル広告ベンチマークレポート」も公開し、広告業界のトレンドを把握するためのデータを提供しています。
Vungleとは
Vungleは、アプリ内動画広告のパフォーマンスマーケティングプラットフォームです。世界中の著名企業と連携し、先進的な動画広告技術を駆使して、ユーザー体験を向上させる魅力的な広告を提供しています。詳細については公式ウェブサイトをチェックしてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社Vungle
- 住所
- 東京都渋谷区広尾5丁目25番12号4階. Barbizon72
- 電話番号
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