新たに登場したKESリモート接続サービス
公共インフラ向けのリモート接続サービスを手がける株式会社金沢エンジニアリングシステムズ(KES)は、2025年12月15日に新たなハードウェアモデルを発表しました。この新モデルは、セキュリティ要件適合評価制度「JC-STAR」において★1適合評価を獲得し、海外での利用にも対応しています。このことにより、官公庁や自治体、公共インフラ事業者が求める遠隔監視や遠隔保守のニーズに対して、調達要件やセキュリティ説明責任を容易に満たすことが可能になります。
新モデル誕生の背景
リモート接続機器の導入に際し、多くの組織は「どのようにセキュリティ面の妥当性を説明するか」と「どのように調達基準を設定するか」に頭を悩ませていました。これらの障壁を解消するために、JC-STAR★1対応モデルがリリースされることとなりました。このモデルは、調達プロセス、稟議、監査においても説明の容易さを提供し、無理なく運用できる環境の実現を目指しています。
公共インフラが抱える課題の解決
公共インフラの遠隔監視や遠隔保守の分野では、以下の二つの課題が特に重要です。
1. 2028年に予定されているISDNサービスの終了に伴う「代替回線の確保と切替リスク」
2. 災害や通信断を考慮した「レジリエンス(冗長化)設計の難しさ」
これらの課題を受け、KESリモート接続サービスはモバイル回線(LTE)を駆使し、現場の機器に安全に遠隔接続そしてネットワークを構築できる仕組みを提供します。これにより、代替回線整備や冗長化の業務が円滑に進むことが期待されます。
KESリモート接続サービスの概要
KESリモートサービスは、専門的なIT知識を必要とせず、現場に設置した専用デバイスで安心かつ容易に遠隔作業や拠点間接続を実現できるサービスです。これまでの高い設定の難易度やセキュリティへの不安から、設備の遠隔化や拠点間のネットワーク構築をためらっていた企業に向けて開発されたものです。
【提供可能なサービス】
- - KES Remote Service
- - KES Remote Service Server for FN
- - KES P2P Link
- - KES P2P Link for FN
これらのサービスは、PCにアプリケーションをインストールすることで容易に遠隔接続用端末として利用可能です。業界初のEthernetブリッジ型リモート接続サービスを介して、機器や設備が直接通信できるローカルネットワークをLTE回線を使って構築することが可能です。
JC-STARに関する情報
「JC-STAR」は、サイバー攻撃の増加を背景に設定されたラベリング制度で、IoT製品のセキュリティ要件への適合性を可視化しています。これは、政府の調達要件やセキュリティ重視の業界で新たな製品選定基準として活用されることが期待されています。
未来に向けて
KESは、「安心して手軽に使える」遠隔接続サービスを提供すべく、今後も制度対応やセキュリティ対応を含む製品・サービスの拡充に努めていく予定です。安全で効率的なリモート接続環境の構築が、公共インフラの発展に貢献することを目指しています。
お問い合わせ
株式会社金沢エンジニアリングシステムズは、石川県金沢市朝霧台にて、営業部直通の電話を076-224-7565にて受け付けております。メールでの問い合わせは
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