住信SBIネット銀行が法務業務の進化へ向けて一歩前進
住信SBIネット銀行は、法務業務全体を包括的に支援するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入しました。これにより、同銀行の業務スピードの向上と法務部門の強化が期待されます。LegalOn Technologiesが提供するこのプラットフォームは、これまでのリーガルテックの枠を超えた新たなサービスであり、特にマターマネジメントや契約審査体制の強化が重点に置かれています。
導入の背景と理由
住信SBIネット銀行では、事業部が法務機能を担うことで迅速な意思決定を促進することを目指しています。同銀行は以前に「LegalForce」を導入していますが、最近新機能「プレイブック」が実装されたことに伴い、このたび「LegalOn Cloud」への移行を決定しました。これにより、事業部員が法務部門と同レベルの法務チェックを行うための環境が整備され、業務の均質化が図られる見込みです。
今後の展望
「LegalOn Cloud」を活用することで、法務業務の体制が強化され、業務効率が増加することが期待されます。さらに、全社的な法務力の底上げにつながるとともに、各事業部が迅速にリーガルチェックを実施できる体制が整備されます。
LegalOn Cloudの特徴
このAI法務プラットフォームは、企業法務を対象にした全く新しいテクノロジーを用いています。「LegalOn Cloud」を活用することで、法務に関する各種業務が一元管理され、業務の効率化が実現されるのです。ナレッジの蓄積や組織内での情報共有が進むことで、業務の質も向上します。
また、AIを利用した契約文書の管理や法令調査もスムーズに行えるため、法務部門における業務負担の軽減にも寄与します。このように、「LegalOn Cloud」はこれまでにない次世代の法務業務環境を提供します。
住信SBIネット銀行について
住信SBIネット銀行は、2007年に設立されたインターネット専業銀行で、すでに800万以上の口座を持ち、預金残高は10兆円を超える実績があります。最新のテクノロジーを駆使し、金融サービスのイノベーションに取り組んでいる同銀行は、特にBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)事業で注目を集めています。テクノロジーと公正を重んじる精神のもと、豊かさが循環する社会を実現することを目指しています。
LegalOn Technologiesの取り組み
LegalOn Technologiesは、法務とテクノロジーを融合させた新たなプラットフォーム「LegalOn Cloud」を提供しており、企業法務の質向上と業務効率化を実現するための技術革新を進めています。特にAIを駆使した法務業務の支援は国内外で評価されており、「LegalForce」や「CorporateOn」などのサービスも展開しています。
住信SBIネット銀行が「LegalOn Cloud」を導入することで、今後の法務業務におけるデジタル化は加速し、業務効率の向上と全社的な法務力の強化が実現されていくでしょう。