産業用通信の未来を開く!マグナワイヤレスの新技術
株式会社マグナ・ワイヤレスが、最先端のポスト5G半導体を用いたジッタレス通信対応モジュールを発表しました。この技術は、2025年11月26日から28日に開催される「MWE 2025(マイクロウェーブ展2025)」で初めてお披露目され、人々の注目を集めています。会場での動態デモを通じて、実際の動作を体験できる機会が提供されます。
ジッタレス通信モジュールの特徴
新たに開発されたこのモジュールは、通信における遅延の揺らぎ、すなわち「ジッタ」を1マイクロ秒以下に抑える独自の技術を採用しています。この特性により、産業用ロボットなどリアルタイムでの通信が求められる場面において、無線制御が可能になります。
さらに、工場内の高精度な時刻同期が実現するTSN(Time Sensitive Networking)の無線化にも対応。これまでの無線通信技術では難しかった「確定遅延」を実現し、産業DXの推進に大きく寄与することが期待されています。
展示内容とデモンストレーション
MWE 2025では、マグナ・ワイヤレスが出展するブース(J-07)に立ち寄ることで、新しい通信プラットフォームの可能性を直接体感することができます。展示内容としては、ポスト5G対応の半導体チップ、ジッタレス通信対応ローカル5G装置の「AU-700シリーズ」などがあり、動態展示として、ジッタレス通信対応のローカル5G装置「AU-700gNB」や「AU-700UE」の実演も行います。また、静態展示ではポスト5G対応の社内開発した通信モジュール、開発ボード、さまざまなユースケースのパネル展示が用意されています。
展示会情報
- - 展示会名: MWE 2025(マイクロウェーブ展2025)
- - 会期: 2025年11月26日(水)~28日(金)
- - 会場: パシフィコ横浜 展示ホールD
主催は電子情報通信学会のAPMC国内委員会で、感動的な技術の数々が一堂に会するこの機会にぜひ足を運んでいただきたいと思います。事前参加登録は公式サイトから可能です。詳細は
こちら。
会社概要
株式会社マグナ・ワイヤレスは、ローカル5Gを用いた総合通信ソリューションを提供する企業で、東京都八王子市に本社を構えています。代表取締役社長の池田博樹氏が率いる同社は、企業や自治体に対し、通信環境のアセスメントやネットワークソリューションのコンサルティング、免許取得支援、保守までトータルなサービスを展開しています。
- - 設立年月: 2015年10月
- - 事業内容: ローカル5Gを用いた総合通信ソリューションの提供
- - 公式サイト: 株式会社マグナ・ワイヤレス
この新技術は、次世代の産業通信を支えるコア技術として多くの期待を集めています。今後の発展に注目が集まります。