ギリアド、性的マイノリティに配慮した職場環境で2年連続ゴールド認定
東京都千代田区に本社を置くギリアド・サイエンシズ株式会社は、性的マイノリティが働きやすい職場環境づくりを推進する一般社団法人work with Prideが策定した「PRIDE指標2024」において、2年連続で最高ランクのゴールド認定を取得しました。
同社は2012年の日本法人設立以来、多様な人材を擁し、それぞれの個性を生かしたイノベーションを推進するインクルーシブな企業文化の醸成に注力。多様な従業員にとって魅力的な職場環境を実現し、社会的責任を果たす企業として認知されることを目指しています。
具体的な取り組みとして、LGBTQ+のアライ(支援者)の輪を広げるための従業員リソースグループ(ERG)「Pride Alliance」を設立。社員向け研修やワークショップの開催、アライメンバーの拡充など、社内での啓発活動に積極的に取り組んでいます。
さらに、東京レインボープライドをはじめとする全国のレインボープライドへの協賛や、他企業・団体との合同ワークショップ開催など、社外への啓発活動にも積極的に参加。LGBTQ+への理解促進と、よりインクルーシブな社会の実現に貢献しています。
今回のゴールド認定について、ギリアドの代表取締役社長ケネット・ブライスティング氏は、「従業員は私たちの財産であり、インクルーシブな職場環境は私たちの大切にしている価値観です。2年連続のゴールド認定は、この価値観が組織内に浸透している証であり、大変嬉しく思います。今後も、同様の理念を持つ企業・団体との連携を強化し、イノベーションを牽引する企業として、多様な人材が活躍できるインクルーシブな企業文化を醸成することに尽力していきます。」とコメントを発表しました。
ギリアド・サイエンシズの企業理念
ギリアド・サイエンシズは、HIV、ウイルス性肝炎、COVID-19、がんといった生命を脅かす疾患の予防と治療のための革新的な医薬品の開発にグローバル規模で取り組むバイオ医薬品企業です。カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35カ国以上で事業を展開。常に医療の革新を追求し、「全ての人々にとって、より健康な世界の実現」を目指しています。
まとめ
ギリアド・サイエンシズの2年連続ゴールド認定は、企業におけるLGBTQ+への理解とインクルーシブな職場環境の構築に向けた取り組みが評価された結果と言えるでしょう。同社の取り組みは、他の企業にとっても、多様性を尊重し、従業員の幸福度を高めるための重要な指針となるでしょう。今後、同社がどのような取り組みを進めていくのか、注目が集まります。