純米大吟醸の新商品
2022-12-01 12:13:46

愛知県の酒蔵が挑む、純米大吟醸のスパークリング新商品「SUISEN SWEET 16」

長寿の酒文化が生み出した新たな挑戦



愛知県に位置する山田酒造株式会社が、2022年11月に新しい日本酒の形「SUISEN SWEET 16」を発表しました。これは、16年熟成の純米大吟醸を使用したスパークリング日本酒です。日本酒のイメージを塩梅良く変え、より多くの人々に楽しんでもらおうとする同社の姿勢が、話題を呼んでいます。

「日本酒」をもっと身近に!



山田酒造の社長、山田真裕氏は「日本酒の魅力を一人でも多くの方へ広めたい」という思いを持っています。日本酒の敷居が高いと感じる人々へ、気軽に楽しんでもらうために、若い世代が好むスパークリング日本酒の製品開発に乗り出しました。調査によれば、20代から30代の間でスパークリング日本酒の人気が高まっていることがわかり、同社はこのニーズに応える形で「SUISEN SWEET 16」の開発を決定しました。

パッケージは270mlと手軽で、アルコール分は9%、日本酒度は-7とします。飲みやすさを重視したこの新商品は、特に最近日本酒に興味を持ち始めた人々にとって最適な選択肢です。

こだわりの製法



「SUISEN SWEET 16」は、特別な製法「山卸廃止酛(やまおろしはいしもとじこみ)」によって造られました。この製法では、米や米麹から乳酸菌を発生させるために約1ヶ月間醸造する時間をかけています。これによって、豊富なアミノ酸から生じる深い旨味とキレを持つ酒が生み出されます。伝統の技術を駆使しつつ、新たなスパークリングの楽しみを提供するという革新的な試みです。

味わいの特徴



1. 甘口ながらも、キレのある味わい
「SUISEN SWEET 16」は、甘味と共に、しっかりしたキレを実現。自然の力を借りた乳酸の酸味が、すっきりとした味わいに仕上げています。

2. 米と水の選定
日本酒の命ともいえる米は、山田酒造が自ら厳選した特うまみを持つ米(山田錦・若水・夢錦)と、一般米コシヒカリを使用。仕込水には木曽三川の清らかな伏流水を選び、その風味を引き立てます。

3. 料理との相性
中華料理や焼肉といった和食以外の料理にも合う特長があり、ほのかな吟醸香と炭酸の心地よさが、様々な料理と絶妙にマリアージュします。

クラウドファンディングで応援を



山田酒造は、2022年12月30日までクラウドファンディングをCAMPFIREで行っており、オリジナル商品やリターンも多数用意しています。新しい日本酒文化を共に感じる機会として、多くの応援を求めています。

公式ウェブサイトやInstagramで、美味しさの秘密や製品の最新情報を発信し続ける山田酒造。伝統を大切にしながら、時代に即した新商品を開発する姿勢が、これからも楽しみです。興味を持った方はぜひ、実際に「SUISEN SWEET 16」を味わってみてください。いつもの食卓に新しい風を吹き込む逸品になるでしょう。

会社情報

会社名
山田酒造株式会社
住所
愛知県海部郡蟹江町須成1245
電話番号
0567-95-2048

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