鈴鹿市役所が提供する便利な混雑情報サービス「ネコの目」始動

鈴鹿市役所の新たな取り組み、「ネコの目」について

1. サービス開始の背景

鈴鹿市役所では、来庁者の利便性向上と庁舎内の混雑緩和を図るため、2025年1月6日より、「ネコの目」という新たなサービスの提供を開始しました。このサービスは、株式会社リプライスが展開しており、公共施設や商業施設の混雑情報をリアルタイムに提供するシステムです。

2. 「ネコの目」の機能とメリット

「ネコの目」の最大の特長は、窓口の混雑状況や空き情報をWeb上で確認できる点です。鈴鹿市役所の戸籍住民課や障がい福祉課、マイナンバー窓口の情報をリアルタイムで配信し、来庁者は事前に混雑状況を把握できます。

具体的には、以下の方法で情報を得ることができます。

- ポータルサイト: 「ネコの目.com」にアクセスすることで、現在の待ち人数や呼出状況を確認できます。このサイトは、さまざまな公共施設の混雑情報が集約されているため、鈴鹿市役所以外の情報も同時に把握できます。
- QRコード: 窓口に設置された受付発券機から発券される整理券には、同サイトへのアクセス用QRコードが印字されています。スマートフォンでQRコードを読み込むなど、手軽に情報を確認する手段が用意されています。
- 呼出通知機能: 順番が近づいた際には、LINEやメールで自動的にお知らせを受け取ることが可能です。来庁者は、順番が来るまで庁舎の外で待つことができるため、隙間時間を有効に利用できます。

これにより、窓口の混雑を避けるための分散が期待でき、また、庁舎内の待合スペースの負担軽減にも寄与します。

3. 「ネコの目」が目指すもの

「ネコの目」は、単なる混雑情報の配信に留まらず、来訪者の待機時間を有効活用し、地域全体の利便性向上を目指しています。また、このサービスを利用することによって、より多くの市民がスムーズに目的を果たせる環境を整えることができます。

4. リプライス株式会社について

「ネコの目」を展開するリプライス株式会社は、神奈川県横浜市に本社を置き、混雑情報を見える化するシステムの開発と運営を行っています。2001年に設立され、公共施設から商業施設まで、多岐にわたる分野でサービスを提供しています。公式サイトを通じて、さらなる情報を得ることができるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。