地域と子どもがつながるベーグルプロジェクト、志木で開催へ
埼玉県志木市のベーグル専門店『GEs BAGEL WORKS』が地元保育園『元気キッズ』とのコラボレーションを通じ、子どもたちが考案したオリジナルベーグルを『アイラブ志木フェス』にて販売することが決定しました。このプロジェクトは、地域、教育、商業の連携を深め、子どもたちが社会とのつながりを学ぶことを目的とした探求型学習の一環です。
プロジェクトの背景
マルイファミリー志木は、地域の人気店や行政、学校と連携し、志木市の「この街が好き」を応援するイベントを行っています。少子化や地域コミュニティの希薄化が進む中で、地域の商店や企業が教育に関与する取り組みが高まりを見せています。GEs BAGEL WORKSもその流れに乗り、「子どもたちに、まちで働く人と出会い、社会を体験する機会を」との思いを込めて、5歳児たちが地域と関わる学びの場を提供することを決意しました。
プロジェクトの内容
この取り組みでは、GEs BAGEL WORKSが保育園『元気キッズ』と連携し、5歳児たちが商品開発から販売までを体験します。子どもたちは「こんなベーグルがあったらいいな」というテーマで、園内でアイデアを出し合い、試作品の試食や改良を経て、自分たちのベーグルを完成させます。11月のフェスでは、子どもたちが自ら立ち、考案したベーグルを販売します。これを通じて、子どもたちは「つくる」「考える」「伝える」「売る」というプロセスを実体験し、社会とのつながりを実感します。
子どもたちのアイデアが形に
参加する保育園には、志木柏町園、朝霞根岸台園、リードタウン園などがあり、それぞれの子どもたちが活動を行い、公式Instagramでも活動の様子を発信予定です。プロジェクトは、文部科学省が推進する探求学習やSTEAM教育のモデルケースとしても注目されています。
イベントの詳細
『アイラブ志木フェス』は2025年11月23日から25日まで、マルイファミリー志木で開催されます。子どもたちの手掛けたベーグルの他にも、地域の飲食店や商業施設が参加し、ダンスパフォーマンスやハンドメイド雑貨販売など様々な魅力が展開される予定です。
今後の展望
GEs BAGEL WORKSでは今後も地域の子どもたちや学校とのコラボレーションを強化し、「おいしさ」と「まちづくり」をつなげる活動を拡大していく考えです。地域のお店が教育や福祉と交わることで、まち全体で子どもを育てる文化を育むことを目指しています。
GEs BAGEL WORKSについて
2020年に埼玉県朝霞市でオープンした『GEs BAGEL WORKS』は、地域に根付いた店舗運営を目指し、素材や無添加にこだわった手作りベーグルを提供しています。地域の名産を活かした商品作りは評価され、志木市・朝霞市のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。特ににんじんベーグルは各メディアで注目される人気商品です。
お店の詳細
- - 所在地:埼玉県志木市本町1-1-68
- - 営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第終了)
- - 定休日:日曜日、月曜日
このプロジェクトを通じて、地域全体のつながりが深まることを願っています。