無人航空機の未来を拓く!株式会社ヒュームが管理団体に認可される
近年、無人航空機、いわゆるドローンはさまざまな用途での利用が広がりを見せています。このたび、東京都港区に本社を置く株式会社ヒュームが、国土交通省航空局から無人航空機の管理団体として認可を受けました。また、同社が運営する東京ドローンプラスも講習団体として認可され、ますますその活動の幅を広げています。
株式会社ヒュームの実績
株式会社ヒュームは、農薬散布用ドローンの製造と販売をはじめ、産業用ドローンに関するコンサルティングやドローンスクールの実施において多くの実績を残しています。特に、同社の「ヘリオスアグリ」シリーズの農薬散布用ドローンは、全国の農家から高く評価されています。
昨今、農業従事者たちからは「農薬散布用ドローンの正式な資格が欲しい」との声が多数寄せられていました。それに応える形で、株式会社ヒュームは管理団体の設立とともにドローンスクールを開校することを決定しました。
安全なドローンの運用を目指して
現在、国内には多くのドローンスクールがありますが、改正航空法に基づく規制のもとで『危険物の輸送』や『物品の投下』をクリアした講習団体は少なく、特にドローンメーカーが直接運営するものは希少です。株式会社ヒュームでは、産業用ドローンを安全かつ正しく運用することを重視し、その方針のもとで講習を進めています。
今年度、全国に質の高いドローンスクールを5校開校する予定の第一弾として、千葉県千葉市において東京ドローンプラスが農薬散布用ドローンを使用した国土交通省認定の『HUMEドローン技能認定書』を発行するスクールを開設します。この講習は2019年5月17日から受講申込みが受付開始され、卒業生には特典として同社製の農薬散布ドローンを大幅に割引して購入できるという特典が用意されています。
講習の詳細
この新たな講習団体では、以下のような認定航空機と飛行形態に基づいてカリキュラムを組む予定です。
- - 認定航空機:回転翼航空機
- - 認定飛行形態:DID地区、30m未満、物件投下、危険物輸送
- - オプション:目視外飛行や夜間飛行などもカバー
これまでの経緯としては、2016年に各地でのドローンスクールを実施し始め、翌年には農薬散布用ドローンの設計・開発を開始。その後も啓蒙活動や製品の販売を行い、2018年には中型機としての国交省認可も取得しました。2019年には公立農業大学に「ヘリオスアグリ10」を出荷し、講習をスタートさせました。
お問い合わせ先
これからドローンスクールを受講したいとお考えの方や、講習団体としての参加を希望される方は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。
スクール受講希望者
講習団体参加希望者
無人航空機の進化は、今後の農業や産業の在り方を大きく変える可能性を秘めています。株式会社ヒュームの取り組みから目が離せません。