稲取の海の食文化
2026-03-10 12:57:45

稲取で次世代へと継承される海の食文化「日本さばける塾」

日本さばける塾 in 稲取



2026年2月28日、静岡県東伊豆町の稲取にて「日本さばける塾」が実施されました。本イベントは、一般社団法人海のごちそう推進機構と株式会社Dプラン(福耳キムチ)が協力して開催しており、豊かな海の食文化を次世代に伝えることを目指しています。

イベント概要


参加者は金目鯛をさばき、地域特有の郷土料理である金目鯛の味噌漬け作りやキムチ漬けの体験を行いました。また、伊豆半島の地質や海のつながりを探索する講座も開かれ、ただの調理イベントにとどまらず、歴史や文化への理解を深める内容となっています。

文化と海洋環境の関係


このイベントは「日本財団『海と日本プロジェクト』」の一環として行われ、海を利用して人と人とのつながりを創出し、地域の海洋環境の重要性を広める趣旨があります。特に子どもたちが魚を直接さばき、その過程で命の大切さや食文化の背景を学ぶことを重視しています。

初めての魚さばき体験


参加者はまず、金目鯛の目利きと加工の歴史を学びました。「山長水産」の山田作喜子さんからは、金目鯛を使った味噌漬けの由来や製法についての説明がありました。参加者たちは、稲取産の新鮮な金目鯛を使って、自ら魚をさばく体験に挑戦しました。

魚のさばき方を学ぶ


福耳キムチの板前である内藤加恵さんが魚の持ち方や包丁の使い方を指導し、初めてさばく子どもたちや大人たちも真剣な表情で取り組みました。さばいた金目鯛を使った料理は、参加者にとってとても特別なものとなりました。魚の解体を通じて、食材に対する感謝の気持ちや、食べるという行為の意味を実感したようです。

地域活性化と食への理解


イベントの終盤では、金目鯛の味噌漬けやその他の料理を堪能し、子どもたちからは「自分で魚をさばけて楽しかった」「他の魚にも挑戦したい」といった声が届きました。また、大人たちも「この経験をきっかけに魚をさばいてみようと思います」と口にするなど、教育的な意義も強調されました。

このように、「日本さばける塾」は単なる料理教室にとどまらず、地域の文化や歴史を体験しながら深く学ぶ機会を提供しています。今後もこうした取り組みがさらに発展し、他の地域にも広がっていくことが期待されます。


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