クラウドPBX「INNOVERA」、新機能のご紹介
電話のデジタル化を支援する株式会社プロディライト(大阪市)は、2025年9月29日に新たに多言語対応のAutocall機能を搭載したクラウドPBX「INNOVERA 2.0」の試用版を発表しました。この機能は、企業が直面する様々な課題を解決するためにデザインされており、特に急増するインバウンド需要への対応を想定しています。2024年には、訪日外国人数が過去最高を記録する見込みで、それに伴い多言語対応の必要性が高まっている中、プロディライトはこれを早期に実現しました。
Autocall機能とは
Autocall機能は、あらかじめ設定した条件やリストに基づいて自動的に電話を発信する機能です。これにより、業務の効率化が図られ、例えば予約確認や契約更新の督促、顧客への定期的なフォローアップなど、幅広い場面での利用が可能となります。これまでの電話業務の中で生じる負担を軽減し、顧客満足度を向上させることを目的としています。
多言語対応の必要性
日本国内には、外国人労働者や外国人居住者の増加が著しく、多言語コミュニケーションの需要が急速に高まっています。プロディライトは、株式会社グローバルトラストネットワークスの協力を得て、現状の多言語対応Autocall機能に関する企業のニーズを徹底的に調査しました。その結果、以下の3つの課題が浮かび上がりました:
1. 外国人スタッフによる音声録音のコストと時間
2. 言語ごとの設定に伴う発報の手間
3. 通話失敗時の再コール手順の煩雑さ
これらの課題を解消するために、革新的なAutocall機能を開発する決断を下しました。今後、2026年8月には多言語翻訳機能のリリースを見据え、小さな一歩としてこのAutocallの多言語対応を提供します。
多言語対応試用版の機能
この新しいAutocall機能は、テキストで入力した日本語の音声ガイダンスを、他の10言語に翻訳し音声合成するサービスです。対象言語は日本語、英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語、フランス語、スペイン語となっています。
この機能を使うことで、企業は一度の操作で多言語のガイダンスを作成し、必要に応じて音声合成を行うことができます。音声の話者を男性か女性から選択したり、音声の再生速度を調整したりすることも可能で、柔軟な対応が求められます。
再コールや発報の手軽さ
再コールの設定も非常に簡単です。「Autocall予約・履歴」から任意の発報履歴を選び、再コールの日時と条件を設定するだけで、スムーズに再コールが行えます。また、設定したガイダンスを通じて、同時に複数の言語から発信を行うことができ、効率的なコミュニケーションが実現します。
今後の展望
現在は一方通行のメッセージを伝える仕組みですが、将来的には双方向のコミュニケーションが可能な機能を追加予定です。たとえば、受信者の音声を録音し、テキスト化する機能を導入することで、アンケートや出口調査のようなシーンでも利用が想定されています。このように、さらに便利で多機能なサービスを目指して、プロディライトは取り組みを進めていきます。
無料トライアルの詳細
プロディライトでは、この多言語対応のAutocall機能を試すための無料トライアルを実施中です。このトライアルは、2025年10月1日から12月26日までの期間、利用料や通話料が無料で提供され、法人のお客様に限り申し込みが可能です。この機会に、最先端の電話業務支援サービスを体験してみてはいかがでしょうか。
詳細な情報やお申し込みについては、INNOVERA公式HPをチェックしてみてください。電話業務のDXを進める新しい一手を、ぜひ取り入れてみましょう!
公式ウェブサイト:
INNOVERA
プロディライト:
プロディライト公式サイト
IR情報:
プロディライト IR note