北海道芸術花火、駐車場拡充で来場者増加へ!軒先が協賛し未来につなぐプロジェクト始動
2024年9月7日、札幌市東区のモエレ沼公園で開催される「北海道芸術花火」は、今年で12回目の開催を迎えます。世界に誇れる花火大会として、新たな歴史を刻む同イベントですが、近年は新型コロナウイルス感染症の影響や、2024年問題による人手不足、物価高騰などの課題に直面しています。
これらの課題を克服し、未来へつなぐため、開催委員会は「北海道芸術花火・未来につなぐプロジェクト」を発足。その一環として、日本国内でシェア駐車場導入数業界随一の軒先株式会社と包括的な協定を締結し、駐車場の拡充を図ります。
軒先は、2024年問題に対応するため、イベント開催時の駐車場不足解消に貢献するシェア駐車場サービス「軒先パーキング」を展開しています。同社は、すでに全国13エリア延べ24大会で連携実績を持ち、そのノウハウを活かして、北海道芸術花火の会場周辺での駐車場確保を強化。さらに、定額の相乗りシェアタクシーの運行や自転車での来場推奨、徒歩来場者向けの特典付きウォーキング企画なども検討しており、多角的な交通手段の確保を目指します。
シェア駐車場サービス「軒先パーキング」の活用で、来場者増加と交通渋滞緩和を期待
軒先パーキングでは、2024年8月9日より、北海道芸術花火の会場周辺で駐車場の予約受付を開始します。募集予定台数は約1000台で、貸し出し台数は変更となる場合もあるとのことです。
同サービスは、駐車場オーナー様にとって、空き地や駐車場を有効活用できるだけでなく、利用料金の一部を成果報酬として受け取ることができるため、経済的なメリットも期待できます。
「北海道芸術花火・未来につなぐプロジェクト」は、地域活性化にも貢献
プロジェクトでは、駐車場の拡充だけでなく、環境問題への配慮、地域の観光需要創出、交通課題の対策など、多岐にわたる取り組みを実施。環境問題への配慮として、毎年実施している「“世界一楽しい”ゴミ拾い」を継続するほか、地域の観光需要創出として、札幌周遊ツアーのコースへの組み込みを検討しています。
また、交通課題の対策としては、シャトルバスの発着地の変更や、学生部による地域貢献活動なども行われる予定です。
北海道芸術花火の未来を担う「北海道芸術花火・未来につなぐプロジェクト」
「北海道芸術花火・未来につなぐプロジェクト」は、単なるイベントの成功だけでなく、地域活性化や持続可能な社会の実現を目指す、まさに「未来への投資」と言えるでしょう。駐車場の拡充は、来場者増加と交通渋滞緩和に貢献し、地域の経済活性化にも繋がるものと期待されます。
北海道芸術花火は、今後も地域住民や関係者の協力を得て、より安全で快適な環境を提供し、多くの人々に感動を与える花火大会を目指していくことでしょう。