テラ・ラボ、無人機開発拠点開設
2024-07-04 09:28:12

テラ・ラボ、名古屋空港に無人航空機開発拠点開設!南海トラフ地震対策へ本格始動

テラ・ラボ、名古屋空港に無人航空機開発拠点を開設!南海トラフ地震対策へ本格始動



株式会社テラ・ラボは、長距離無人航空機「テラ・ドルフィン」の研究開発拠点として、名古屋空港旅客ターミナルビル内に新たな拠点を設置することを発表しました。同社は、南海トラフ地震に備えた広域災害対策オペレーションシステムの社会実装を目指し、無人機を活用した災害対応の強化を進めています。

「テラ・ドルフィン」は、広域災害発生時の情報収集や物資輸送を担う長距離無人航空機です。テラ・ラボは、2014年の創業以来、同機の開発に注力し、福島ロボットテストフィールドなどでの実証実験を重ねてきました。

今回の拠点設置は、愛知県が推進する「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」の一環として実現しました。同プロジェクトは、航空機やドローンなどの次世代モビリティ技術を活用した社会課題解決を目指しており、テラ・ラボの「テラ・ドルフィン」は、その重要な役割を担うと期待されています。

テラ・ラボは、名古屋空港を拠点として、以下のような取り組みを進めていく予定です。

「テラ・ドルフィン」の開発・試験
広域災害対策オペレーションシステムの開発
災害対応ドローン社会実装に向けた実証実験
関連する技術開発・人材育成

同社は、名古屋空港を「災害対策ドローン社会実装の拠点」として位置づけ、地域社会の安全・安心に貢献していくとしています。

# 南海トラフ地震への備え



南海トラフ地震は、今後30年以内に80%以上の確率で発生するとされており、政府は、最大クラスの地震発生時の被害想定を発表しています。想定される被害は甚大で、広範囲にわたる被害が予測されています。

テラ・ラボは、「テラ・ドルフィン」を活用することで、災害発生時の迅速な情報収集や物資輸送を可能にし、人命救助や被災状況把握に貢献するとともに、災害対応の効率化を図ることを目指しています。

# テラ・ラボの取り組み



テラ・ラボは、長年の研究開発を通じて、以下の実績を積み重ねてきました。

2016年:名古屋市と中部大学との防災・減災対策に関する相互連携協定に参画
2019年:福島ロボットテストフィールドで広域災害対策オペレーションシステムの検証
2022年:愛知県内で大規模災害を想定した検証用航空機(有人航空機)による飛行計画・解析方法の検証
2023年:「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」に参画

テラ・ラボは、今後も関係機関との連携を強化し、地域社会の安全・安心に貢献していくとしています。

# 会社情報



株式会社テラ・ラボ

業種:情報通信
本社:愛知県春日井市不二ガ丘3-28
電話:050-3138-1612
代表:松浦 孝英
設立:2014年03月
URL:https://terra-labo.jp


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