新・グルテンフリー中華麺が登場!
ケンミン食品株式会社が新たに開発したグルテンフリー中華麺が、大阪・関西万博でお披露目されました。この商品は、特に小麦グルテンが体に合わない方々のために考案され、安心して食べられるラーメンとして注目を集めています。
GF RAMEN LABの出店
2023年4月13日から開催されている大阪・関西万博に「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」として出店しており、これまでに累計4万杯以上のラーメンが楽しむことができました。万博への来場者数が増加する中、販売数はますます伸び続けています。
第一次の挑戦
ケンミン食品は、2020年10月にボストンの人気ラーメン店『Tsurumen』の大西益央氏とのコラボでグルテンフリーラーメンの研究を開始しました。4年間の開発を経て、ついに世界初の米粉による押出し製法を用いた角麺を完成させました。従来のラーメンはロール式製麺機を使用するため、断面が四角ですが、これはビーフンの技術を活用しており、独自の手法によって角のある麺が生まれました。
研究と試作の苦労
製品開発の中で、多くの試作を繰り返し、18種類のダイスをテストした結果、理想の状態を見つけ出しました。ダイスを試すだけでも時間と費用がかかり、大変な苦労でした。しかし、万博への出店に向けての期待が研究チームを絶えず奮い立たせました。
角麺の特徴
新開発の角麺は、『切り刃22番手』と同等の幅を持ち、厚みは0.05mm単位で調整されています。その結果、オリジナルの「ツルッもち食感」と同じくらいのコシを実現し、茹で時間も短縮されました。角の形状により、スープとの絡みも良く、複雑な食感を楽しむことができます。これにより、一口ごとに新しいラーメン体験が待っています。
未来への挑戦
グルテンフリーの角麺は、万博での提供に際して、ラーメンの新しい形を提示しています。「GF RAMEN LAB」の理念は、食の制約を超えた全ての人が楽しめるラーメンを提供すること。そのため、この新商品はただの食材ではなく、グルテンフリー市場における画期的なステップとなります。
多彩なメニュー
現在「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」では、様々なメニューが用意されています。例えば、「GF黄金の鶏油しょうゆラーメン」や「GF鶏清湯のすっきり柚子塩ラーメン」、さらには子供向けの「GFしょうゆkidsラーメン」等、家族全員が楽しめるラインナップが揃っています。
結論
大阪・関西万博という国際的な舞台で新たなグルテンフリーラーメンの提供は、今後の食文化の発展にもつながるでしょう。「GF RAMEN LAB」の挑戦は、ただのラーメンの提供にとどまらず、皆が安心して楽しめる食体験の未来を築く新しい一歩と言えます。ぜひ、万博の会場でその新たな感動を直接体験してみてください。