落書き無償キャンペーン
2021-11-01 10:00:16

コロナ禍で急増する落書きを無償で消すヤネカベの取り組みとは

コロナ禍における街の再生を目指して



2020年以降、コロナウイルスの影響で人々の生活は大きく変わりました。外出自粛やテレワークの普及により、多くの店が休業し、街の人通りが減少しました。この状況が、思わぬ結果を生んでしまいました。それは、全国的に落書きの被害が急増したという事実です。特に警視庁の調べによると、2020年には639件もの落書きが報告されました。

落書きの背景と影響



街の公共施設や店舗が休業状態にあったり、シャッターを下ろしている間に、無秩序な落書きがあちこちに広がってしまいました。こうした状況が続くと、営業再開した際に店舗のイメージが損なわれたり、周囲の景観も悪化してしまいます。また、コロナ禍により、観光業なども打撃を受けており、街全体の魅力を損ねる要因となりかねません。

そこで、「ヤネカベ」という外装リフォーム会社が立ち上げたのが「ココロイロドル」キャンペーンです。このキャンペーンの目的は、無償で落書きを修復することによって、街の景観を回復させようというものです。都心部では、店舗の再開に伴い、落書きの補修が急務となっている中、同社は地域への恩返しとしてこの取り組みを開始しました。

「ココロイロドル」キャンペーンの詳細



このキャンペーンは2021年に始まり、対象地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県とその周辺地域に限られています。応募は、特定の条件を満たすお店や公共施設が対象で、ボランティア活動として紹介されることに同意する必要があります。応募は「ココロイロドル」キャンペーンの専用サイトから行うことができます。

また、この取り組みが始まる11月16日は「いいいろ塗装の日」として定められており、塗装業界のイメージ向上の一環ともなっています。ヤネカベのスタッフは、一級塗装技能士や一級建築士などの専門知識を持った技術者が揃い、安心して依頼できるのが魅力です。

今後の展望



この活動が成功すれば、地域の景観改善だけでなく、ヤネカベ自身の認知度向上や企業イメージの向上にもつながるでしょう。人々が安心して訪れられる街作りに貢献できることは、同社にとっても大きな意義があります。

コロナ禍における様々な困難を克服しながらも、地域の美化に貢献しようとするヤネカベの「ココロイロドル」キャンペーン。一人ひとりの参加が、街を活性化させる第一歩になることを期待したいですね。これからの展開に注目です。

会社情報

会社名
株式会社プロタイムズ総合研究所
住所
東京都府中市緑町3-10-1
電話番号
042-319-2320

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