移動型サウナバス「サバス2号」が新たに運行開始！癒しの空間を提供するサウナ体験

移動型サウナバス「サバス2号」が誕生

株式会社リバースは、令和時代にふさわしい新しいバスビジネスを提案することを掲げ、移動型サウナバス「サバス2号」の運行を開始しました。このサウナバスは、どこでも本格的なサウナ体験を提供できることが特徴です。

サバス2号の特徴

サバス2号は、もともと東急バスが運行していた路線バスをリノベーションしたもので、内部には異なるタイプのサウナスペースが設けられています。1つはサロン席風のサウナ室で、中央には木材から作られた積み木ゲームがあり、利用者は会話を楽しみながらリラックスできる設計となっています。バスの窓からの景色も満喫でき、まるで移動するリゾートのようです。

もう一つのサウナスペースは、定員約2名の個室感覚の「優先席」サウナ。個々のニーズに応じた利用が可能で、寝転がることもできます。また、特別なイベント時にはウィスキングも楽しめるそうです。

環境への配慮と企業の連携

サバス2号の運行は、東急不動産と東急リゾーツ＆ステイとの連携によって実現しました。彼らは、サウナのリノベーションという取り組みに賛同し、環境への貢献を目指しています。初めてサバス1号の「蒸車」会を試験的に実施した結果、好評を得てこの新バスの運行に至りました。

特筆すべきは、サウナを温める薪に、東急リゾートタウン蓼科で生産された間伐材を使用する計画です。この取り組みにより、薪の燃焼から出るCO2と木々が成長過程で吸収するCO2を相殺することで、カーボンニュートラルな運用を実現し、持続可能な社会への寄与を目指します。

今後の運行予定とお披露目会

サバス2号は、群馬県沼田市のたんばらラベンダーパークを起点に、東急不動産および東急リゾーツ＆ステイが運営する各リゾート施設を巡る予定です。運行を通じて、新たな顧客層を獲得し、地域活性化にも寄与するとしています。

お披露目会は2024年8月3日から18日まで開催予定で、参加者は事前予約の上、1名あたり3000円でサウナ体験ができます。詳細については公式サイトやSNSで確認できます。

サバス2号の運行によって、ただの移動手段としてのバスの概念が変わるかもしれません。サウナを通じて新たな出会いやリラックスを楽しむことができる、まさに新時代の体験がここに誕生しました。